あらすじ
中学2年生の庄司由斗は、失踪した父のせいで家計を支える母や姉のため、医師を目指している。そんな由斗に不思議な“声”が囁く――「歴史を変えてみないか」と。“声”に誘われ、戦国時代にタイムスリップした由斗は、信長の暗殺阻止を独力で企てる。同じ頃、由斗の級友・新村陽介と永瀬葉月は周囲が由斗の存在を忘れていることに気づく。友の窮地を救うため二人も戦国の世にタイムスリップする。正しい歴史は取り戻せるのか!?
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Posted by ブクログ
織田信長は本能寺で死亡。それが、学校で習う歴史です。
その歴史を変えてしまおうと目論む陣営。そうはいかないと、改変を許さない陣営。
その争いに中学生が巻きこまれて・・・みたいなお話。
小前亮作品としては、かなりテイスト違います。読者層の狙いが違うんでしょうね。
本能寺で信長暗殺の前に、既に穴山梅雪が暗殺成功している歴史が事実としてある。そのことにびっくりです。
なんでも、信長暗殺という事実さえ同じであれば、些細な違いは、歴史の流れの中の誤差になるそうで。
信長が死ぬか、死なないかが重要なことだそうです。
なんだか、自分が教わってきた歴史が、この物語のように改変されてきたかのような錯覚してしまいました。
単純です。