あらすじ
海街の高台に佇む瀟洒な洋館、通称ミント邸。ここでは週末の夜だけイブニングティーのサロンが開かれる。看板メニューはおいしい紅茶と瀬戸内の食材をふんだんに用いたスイーツ。マダムの琴葉は趣味の紅茶占いでお客様の悩みにヒントをくれる――と思いきや、実際に謎を解くのは、義理の息子で極上のスイーツをつくるパティシエの壮馬だ。様々な悩みを解きほぐすふたりだが、実はこのサロンを開いているのには理由があって……。
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Posted by ブクログ
短編集だが展開が似てる。すすすと読めた。
最後のエピソードが、この本には必要不可欠。心情を考えるといたたまれない…。子育てする母親は、いつも心穏やかでなんていられない。特に仕事をしながらだと、かなり厳しい。愛がないとか、そうゆう感覚ではないんだよな。辛いなぁ。
恨み続けるよりは、対話によってお互い落とし所を見つけられる方がいい。良くも悪くも、逃げてちゃダメ。
同じ方面出身なので、方言に目がいく。間違ってはないけど、なんだろう。どうしてもくどく感じてしまう。どの本でもそうだが、ひと台詞ごとにわざわざ方言を混ぜてる感じがして、ちょっと濃ゆい。そんな無理して使わんでもいいんやけどな、と思ってしまう。はぶてちょるって東広島の方でも言うのね。
Posted by ブクログ
素敵な装丁に惹かれて。ハーブティー系のお話かと思いきや紅茶主流だった。
丘の上に立つ可愛い洋館の色がミント色という意味。
一話のお話が何だか読んだことあると思ったら「泣きたい午後のご褒美」に収録されていたからか。読んだ時の隠れ家カフェを思い出したからまた行きたいな。
タロットカードと紅茶占いの組み合わせは新鮮。紅茶占いはハリーポッターでも有名だからやってみたいな。
占いに来る人々は悩みを抱えていて、紅茶占いを使って謎解きをするのだけど、基本洞察力の鋭い壮馬が解決する。
琴葉と壮馬の関係性は後半に解き明かされるけど、結構重め…琴葉と藍の誤解が解けて、良かった。結局同じだけの愛情をもって壮馬に接していたんだな。