【感想・ネタバレ】Number PLUS 「完全保存版 井上尚弥VS.中谷潤人 運命の超決戦。」(Sports Graphic Number PLUS)のレビュー

あらすじ

Number PLUS 完全保存版
井上尚弥VS.中谷潤人
運命の超決戦。

[直前ロングインタビュー]
井上尚弥「負ける気はまったくない」

[トレーナー変更の狙い]
「大一番への先手」

[名伯楽の仕事術]
井上真吾「言葉が勝負を左右する」

[ナンバーノンフィクション]
怪物前夜 大学生を戦慄させた1年間

[写真で振り返る]
モンスターの32戦

[BIG BANGが語る]
中谷潤人「勝ちを引き寄せる一撃」

[再録・村野健会長の秘史]
雑草に宿る柔らかな信念

[2年前の告白]
中谷潤人が対戦を語った日

[展開&勝敗予想]
田口良一&ユーリ阿久井政悟
拳を交えた王者たちの分析

【井上尚弥インタビュー傑作選】

[2014 父と歩んだ世界への道]
21歳の怪物、誕生の秘密

[2018 WBSSへ向けて]
今までの王者と違う道

[2019 ドネア1を終えて]
勝利とKO本能と

[2022 スペシャルインタビュー]
次なる王道へ

[2023 フルトン戦を語る]
パンチが当たらないことを前提に

[2024 悪童との戦いに勝利]
もっと強くなれる手応えを得て

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Posted by ブクログ

NumberPLUS「井上尚弥vs中谷潤人 運命の超決戦。」
開戦前に特集のNumberPLUS発売されるということが、この試合の注目度の高さを示しています。ボクシング専門誌ではないですからね。試合後に出るのかな、と思っていました。
セミファイナルは井上拓真と井岡一翔のバンタム級王座。こちらも注目、というかメインをはれるカードですが、井上vs中谷には席を譲るしかないか。

モンスターの名に恥じないどころか、異名の方が名前負けするんじゃないか、と感じてしまうほどの戦歴の井上尚弥。その彼に劣らない実力を披露してきた中谷潤人との対戦。
日本人対決というと、辰吉vs薬師寺の興奮を思い出しますが、それ以上の期待を抱かせてくれるマッチメイク。撃ち合いでもいいし、技術戦でもいいし、なんでも見せてくれそうな期待が持てる戦い。これを見れることは幸福でしかない。

どっちが勝つか?はどっちが勝つんでしょうね。
アフマダリエフ戦のようなことをやってのける井上の引き出しというか、ボクサーとしての底知れなさがあるので、井上尚弥かなぁ。多分、あの戦い方が本来ベースとなる戦い方で、機を見て畳み掛けてKO、というスタイルなんでしょうね。鬼が笑いますが、フェザーに転向したら、ああいう戦い方が増えるのではないかな、と思います。階級の壁は本人も言及していますしね。同じ戦い方では限界が来る、ということも。

何はさておき、5月2日です。まずは、この世紀の一戦を見てから。

ナンバーノンフィクションの「怪物前夜」がいいです。
モンスターが生まれ育ってゆく軌跡の物語。その場に立ち会った男たちの感情。
自負、焦燥、恐怖、賞賛。急成長を見せる高校生への様々な感情が、先達であり強者であった大学生の視点から語られます。
きっと、早熟の天才の誕生と成長に触れてしまった人間は、こういう風に思うんだろうなぁ、という納得をしてしまう。
作中に登場する華井、柏崎、林田のボクサー3人も、それぞれが日本選手権や国体を制覇しているという強者であることは疑いないのですが、怪物という人間以上の存在が存在してしまったのだから、運命の悪戯というものなのでしょう。

やはり怪物、モンスターという異名は、強さをシンプルに言い得たものだと思います。言葉を重ねなくてもわかる、というのはベストです。

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2026年04月25日

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