【感想・ネタバレ】医者にオカルトを止められた男 オーケンのムー的不思議エッセイのレビュー

あらすじ

医者は止めても、「ムー」は止めません!

あなたは「医者にオカルトを止められた男」を知っていますか?
医者から「オカルトという病」を宣告された男・大槻ケンヂの奇妙な日常。
唯一無二のオカルト雑誌『ムー』の人気連載が遂に単行本化!

サクサク読めて宇宙(多次元も含む)で唯一のクスッと笑える、オカルト・エッセイ集!
UFO、UMA、陰謀論、心霊、都市伝説……むしろ興味のない方に読んでほしい!

(本文より――)
僕は、医者にオカルトを止められた男がである。
そしてまた、のちにUPOに関しては
ドクター・ストップを解除された経歴を持っている。
世界でも類を見ない「医者にオカルトを止められた男」
「医者にオカルトを認められた男」になったわけである。

信じられないかもしれませんが、あの筋肉少女帯の大槻ケンヂは、かつて医師から「オカルトをやめましょう」とドクターストップをかけられていました。約30年前、心身のバランスを崩していた大槻氏にとって、オカルトへの尽きない興味だけが唯一の心の拠り所だったと言います。しかし、まさかの「体調回復のため」という理由で、その『心の支え』を禁じられてしまうのです。
そして時が経ち、体調が回復したことでオカルトがついに解禁! この奇跡的なカムバック以来、大槻氏のUFOやオカルト事象への探求心と妄想はとどまることを知らず、月刊『ムー』で「医者にオカルトを止められた男」というコラムを連載。そして、今回連載がついに単行本化!
UFO、UMA、予言、陰謀論を大槻ケンヂが独自の視点から読み解く。一人の人間が、いかにして自身の情熱と向き合い、そしてそれを昇華させていったのか――この書籍で、大槻ケンヂの唯一無二のオカルト遍歴を、ぜひお確かめください。

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Posted by ブクログ

SNSやネットが加速し、過激化する陰謀論と陰謀論者。やはり人もオカルトも大事なのは距離感だった事を再確認する。

地球は宇宙人のビー玉遊びの一つに過ぎない説。とか、実は仮想現実だった説。なんて妄想を日々抱きながら生活してる自分もムー民の端くれなわけで、ノーオカルト、ノーライフ。

節度にエンジョイしましょ!

安定のオーケン節。ゆるりとタメになる。傑作。




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2026年03月05日

Posted by ブクログ

私の方が7つ8つ年下なので時に馴染みがなく共有できない思い出話も出てくるが、概ね嗜好が一致する少年期を昭和に過ごしたアホ男児の一人である私の胸の深奥に、すっと沁み入り浸潤していくエッセイである。
個人的に最も感銘を受けたのは、「レインボーマンはレ陰謀マンか?『インドの山奥で』問題を考える」の回。
体を通し、題材のチョイスから物語の展開、そしてオチの付け方に至るまで、書き手の力量を充分に感じさせる軽妙なエンターテインメントに仕上がっている。
「地球の歩き方 ムー~異世界の歩き方」、「ヤラセと情熱 水曜スペシャル『川口浩探検隊』の真実」、「『プロレススーパースター列伝』秘録」の3冊とともに本棚に並べたくなった一冊だ。

高野秀行氏の著書「幻の怪獣・ムベンベを追え」を紹介しているくだりがあり、改題前のオリジナル版のタイトルはこちらで合っていると思うが、であるならば出版は1989年であり、本書では1999年と誤って表記されているのが引っ掛かった。

極私的にモニュメントとなるのは、「未確認思考物隊」に言及されているところに他ならない。
1から10まで自分がやりたいことを詰め込んだ番組だったので、それがこのような形で大槻ケンヂ氏にポジティヴに評価されていることは大変嬉しく、報われた思いがする。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

自己省察力が凄い。誰しも大なり小なり黒歴史は抱えていると思うが、それを過去の経験として客観的に整理し、ユーモアエッセイに昇華しているため、読みやすさの中にも深みを感じた。個人的にホラーやオカルトは娯楽枠だが、それでも疲れているときには触れない方が吉と思うし、ほどよい距離を保っておきたい。だから、ノストラダムスの大予言に対する大槻家のお母さんのバランス感覚がとても良かった。

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2026年01月02日

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