【感想・ネタバレ】水迷宮 汪の巻のレビュー

長野まゆみ

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水神の崇りに沈んだ少年の因果と転生の物語。私も弟も、ともどもに異形の身…シリーズ・第一巻。

[ブクログ · ★★★★★]

再読。因果応報。同じ過ちを犯す主人公一族の男たち。古典風ファンタジーだから、器量は大事か。にしても、千潮姫が本当かわいそう。

[ブクログ · ★★★★★]

実は、少年万華鏡の次にすきな作品です。
時系列をたどってたくさんのひとが彼女とかかわっていく。
純粋に面白い作品でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

人間の傲慢さ。千潮姫の恨み。
美醜によって人は惑わされ、あやまちを犯す。
何世代にもわたって、それが変わることはなく、何度も何度も同じことが繰り返される。
浦島太郎と人魚姫を合わせたような物語の中で、人間の愚かさが描かれる。

[ブクログ · ★★★★☆]

時代物前編。海の主姫に命を救われた青年だったが、恩を仇で踏みにじる行為に姫激怒。青年の一族を子孫までたたることを誓います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

長野まゆみの初期の作品。
短編連作で、平安時代の妖をテーマにした作品です。
よくある、妖の呪いを末代までかぶることになった一族の話で、平安時代のホラーなんだろうけど、そんなに怖さを感じない内容。
長野作品にある難しい漢字や珍しい文章はそんなになく、読みやすいです。
こちらが上巻です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

水迷宮第1巻の話。
どことなくエロスな雰囲気が漂う男女の話。
詳しいあらすじは他のところでみればよし。

雰囲気としては人間の欲と外見に対するとらえ方などを訴えかけているような気がしないでもない。