あらすじ
あなたの周りに、こんな人はいませんか?
入社間もないうちからテキパキと仕事をこなし、次々と輝かしい実績を築いていく「仕事のできる」社員。
あるいは、経験年数に関係なく、社内外のライバルを差し置いて抜群の活躍ぶりを見せる優秀な同僚。
同じ「社会人」としてスタートを切っていながら、いったいなぜ、彼らだけが“ズバ抜けた”パフォーマンスを発揮できるのでしょうか?
実はそれは、プロの世界で渡り合っていく上で、
積んでおくべき経験、乗り越えておくべき壁、磨いておくべき能力、身につけておくべき習慣を、いち早く克服してきたからです。
そのための心構えを“社会人0年生”である大学生に指導し、
「内定率100%」という驚異的な実績をあげ続けてきたのが、京都にある「刮目塾」。
「NHKディレクター」にして「漫才師」という、異色の経歴を歩んできた塾長が、
ふだん塾生達に向けて説いている極意を、誰にでもわかりやすく実践できるようにまとめました。
ビジネスマンが第一線で活躍していくためのユニークな方法がたっぷり詰まった1冊です。
*目次より
●「フライング」のススメ
●誰でも「晴れ男」「晴れ女」になれる
●「パイロット版」で心のハードルを下げる
●「コピペ人間」になるな
●「名作」よりも「駄作」を読みなさい
●「マインド」は伝わらない、「アクション」は伝わる
●自分の“守護神”にメッセージは届いているか
●形容詞に頼ってはいけない
●職場の人間関係をガラリと変える方法
●「TO DOリスト」はなるべく使わない
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さらば、ライバルたちよ。
「NHKディレクター」にして「漫才師」!?
異色の経歴を歩んできた“就職指導の超プロ”が伝授する、「抜群にデキる社員」になるための6つの極意。
実は研修の一環で山田さんの講義を受け、薦められたので読んでみた。
講演の方が面白かった。
読者を意識すると内容が一般受けしやすいものになるのは仕方ないのかも。
でも、本からも「アイデアをインプットとアウトプットで色分けする」など言われてみればナルホド、と思うところがたくさんあった。
Posted by ブクログ
「さんだあず」の山田和史・・・って、知らなかったんだけどw 脅威の就職内定率を誇る「刮目塾」の塾長さんだそうで、その「刮目塾」をいう命名が気に入ったので、読んでみました!・・・って、毎週毎週、部長さんからおススメのビジネス本メールが届くので、たまには読んでみないとねww 結果、簡潔で、面白く、さすがだなーという感じ。無意識に感じてたり、やっていることでも、言葉にしてもらって本で読むと、さらに納得!という感じ。簡単に踏み出せる一歩を教えてくれているので、ぜひ学生のうちに読んでおいて欲しい1冊。
就活なんてほとんどしなかったけど・・・いいな~、【刮目塾】に行ってたら、今ごろもうちょっと・・・な~んてww
Posted by ブクログ
自分の誕生日はホテルに泊まって、自分のいま一番必要なことをやろう。休みもとろう。うん。
手に入れたいのはハッピーエンドじゃない。鍛えぬかれたハッピーマインドだ。
マインドは伝わらないけど、アクションは伝わる。形容詞より名詞+動詞の文章を具体的に書くと伝わる。
あったのになかったことにする嘘はばれない。なかったのにあったことにする嘘はばれる。
今、仕事が順調な人は、昨日までの貯金のおかげ。順調な今のうちに積極的に投資するべき。
Posted by ブクログ
著者は、就職指導塾「刮目塾」塾長。立命館大学在学中から漫才師として活躍。NHK退職後多彩な経歴から学生向けの講演依頼等が増え、日本の教育を立て直したいという使命感から京都に就職指導のための塾である「刮目塾」を開く。
同じ場所からスタートしていながら、いったいなぜ、彼らの間にそれほどの差が生まれるのでしょうか?
努力次第で誰でもトップランナーになれる方法がある。
必要な技術さえ身につければ、どんな条件の下でも戦闘に抜け出して勝てる方法がある。
自分が今抱えている問題点とまっすぐに向き合い、それらを克服するための技術を身に着けたかどうかは、わずかな姿勢の違いによるものである。そうした技術を身につけ、いかにしてダメ社員からずば抜けてできる人に変わるかの方法を以下の6章に分けて説明している。
①スタートダッシュで先頭を切る
②晴れ男・晴れ女思考を身につける
③アウトプットを意識したインプットを行う
④具体化力で人を動かす、自分を動かす
⑤実行力を高める「二重人格」のススメ
⑥WANT TO を基準に考える
ズバ抜けるということはいいことか。
ズバ抜けることで得られるメリットもあればもちろん逆もある。
スタートダッシュでズバ抜けてもあとが失速してしまうと最終的にはズバ抜けるには至らない。
理想形はスタートダッシュでずば抜けて先行者利益を得ながら実力をつけ続けながらそのまま逃げ切るという形。
全てが望み通りいくわけでもなく、ズバ抜け続けるには何よりも努力が必要である。本書では小手先の技術だけではなく、考え方や生き方自体根本的に見直し、見直し続ける仕組みが説明されている。
今からでもズバ抜けるのは遅くはない。
大変なのはスバ抜けたその後に待ち構えている。