あらすじ
あなたはブルシットジョブを続けるべきか?
世界46カ国ベストセラー『Humankind 希望の歴史』著者、待望の最新作
――現代において最も浪費されているもの、それは才能である。
”未来を信じる知性”ルトガー・ブレグマンによる、21世紀の”自己啓発書”
(本文はじめにより)
2001年、「世界一美しい脳」が見つかった。神経学者たちは目を疑った。
”脳内ポジティブ領域の波動が、測定不可能に強い”――その脳の持ち主は
26歳で社会を捨て、30年間も瞑想したチベットの高僧だった。
言い換えると30年間、彼は自分の幸せのため”だけ” に生きてきた。
――あなたはその人生をどう思うか? 恵まれた才能をどう使うべきか?
【社会をよくするための、倫理的野心を持とう】
・”広告クリック数を稼ぐ仕事”のため、あなたは大学を出たのか?
・高給ブルシットジョブに若者の才能が浪費させられている
・大企業GMを告発したハーバード大学の若き法学生の出現
・成功したコンサル経営者の地位を捨て、世界を救った男の物語
・奴隷制、女性解放――いまの恩恵は、過去の人が立ち上がったから
・公民権解放の象徴女性は、”おとなしいお針子”だったのか?
・献身的な小さな市民のグループが絶大な影響力を発揮する
・「差別に反対」と唱えるだけでよいか? 成果は掴めてるか?
・社会不正の是正には、火炎瓶ではなく、知識武装と戦略が必要だ
・「たいていの記者は怠け者で、自分で調べようとしない」
・テクノロジーの威力――ピル、家電などが女性解放に大きく寄与
・社会をよくするために戦う活動家は、聖人君子でなくてもよい
未来の子孫からみたとき、あなたは”よき先祖”と言えるだろうか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「良い人」で終わらず、本気で世界を変えたい人のための熱い戦略書。『倫理(正しさ)』と『野心(推進力)』を掛け合わせ、お金や数字、結果に泥臭くこだわる姿勢にシビれた。でも最後は「自分の幸せが最優先」と締めくくられていて、燃え尽きずに走り続ける勇気をもらえる一冊。
Posted by ブクログ
多くの優れた才能がただの金儲けやブルシットジョブに空費されている現代、持てる能力を人類社会そして世界の課題解決のために使えばよいのに、そして実際に倫理的に頑張った人々は歴史上にもいたし今もいるよ。という本。問題提起や実践している人々の紹介は興味深い。ただ、倫理目的の投資の話が多めかも。実際に手足を動かして課題に取り組む人たち(国境なき医師団とか)の話もあったらよかった。資金をだすだけで手を汚さずだと、ちょっと、貴族気味な印象。でも人類未曾有の危機に直面しているらしい今の時代、本書の問題提起は同感だし声高に叫びたい。世の賢い人たち、賢さを本当に大切なことに使ってー!!
Posted by ブクログ
過去、偉人達はどのようにして変化を起こしてきたのかを紐解いている
以下はその一例だが、こういった行動を取るにはモラルを破壊的に変えることが必要だ
ユダヤ人をナチスから救う
交通事故被害者を無くすために、GMと戦う
マラリアから子供を救うために蚊帳のチャリティを行う
我々も行動できるだろうか?
Posted by ブクログ
・リーダーシップの目標は、より多くの支持者ではなく、より多くのリーダーを生み出すことだ
・私は、何かやりたいことがあるときには、どうすれば20分でそれができるだろうかと、自分に問いかける
・世界の変革は往々にして、他の人が行こうとしない静かな場所から始まる
・「私は何に情熱を注ぐか」ではなく、「私はどうすれば最も貢献できるか」と自問し、自分に最もふさわしい役割を選ぼう
・どの社会も、順応者を生前に称え、問題児を死後に称えるものだ
・革命を起こすには、問題の枠組みをリフレーミングし、新たな視点から食肉産業に反対し、植物性タンパク質への転換を促す必要がある。加害者と協力することが最終的に大きなインパクトを生むことを計算して行動する必要がある