あらすじ
フロイト精神分析学の、危険な落とし穴―――。
20世紀以降の思想に多大な影響を与えたフロイトは、死後、地獄に堕ちていた。
宗教を否定した精神分析学の問題点が明らかに。
霊的真実が、フロイトの幻想を粉砕する。
フロイトの「死後の行き先」
「異常な性的関心」の理由。
「無意識」についての理解を問う。
フロイトに説得を試みる。
感情タグBEST3
ゆがみ
人間は成長の仕方によって、これほどまでに偏った思想を持ってしまうのか、という驚きを隠せない。全ての原因を性欲に帰して考えるのは、全く納得がいかない。
Posted by ブクログ
2017/12/23
学術的には超有名な人でも、地獄の相当深い部分に落ちている場合あり。
彼の理論「オイディプスコンプレックス」は、幼少期に、最初にあった女性である母親に対して「性欲」を抱くが、母親は父親のものなのでそこで悩むという「性欲」を中心とした理論。中学生の頃に本で読んだが、私は信じていなかった。
自分の内面に自我、超自我、さらにその下にエス(イド)があり、このエスは「共通無意識」のように根っこのように地中でつながっているため、例えばナチスが一定の民族を排斥しようとした共通思想はこれによって説明できると。霊的な観念が抜け落ちている。全て霊的な現象として説明できるのに。
・性的なものの抑圧から始まると宗教を批判。
・本人は土中地獄に落ちている模様だが、気づいていない。
・ニー○ェ、ヒ○ラーなどから手紙が来る。マル○スは繭か棺のようなものに入れられて十字架を打ち立てられている。
・ルシ○ァーとは合ったことがないが、ベルゼ○ブからは催眠術の方法を教わった。ベルゼ○ブは、眠りを利用して攻撃を仕掛けてくるらしい。(これらの記述から分かるとおり、地獄の最深部のところまで落ちていると思われる)
・日本人では、養老孟司、岸田秀、中沢新一、島田裕巳などが尋ねてくる。
・幽体離脱などを経験しているユングの方が霊的に優れている