【感想・ネタバレ】こころは遺伝する DNAはいかに〈わたし〉を形づくるかのレビュー

あらすじ

★《ガーディアン》紙年間ベストブック!★
★世界15カ国刊行のベストセラー!★
★日本でも発売たちまち話題沸騰!売上ランキング7冠達成!!★

「遺伝か環境か」の答えが出た!

遺伝の影響は歳を重ねるごとに強まる。
家庭も学校も、子どもの将来に違いを生まない。
知能、性格、行動、疾患は、生まれた瞬間に予測できる──
私たちの〈こころ〉は、いかにして形づくられるのか?

あらゆる心理・行動の個人差の予測を可能にする〈DNA革命〉を
最前線で牽引してきた行動遺伝学の世界的権威プロミンが放つ、
半世紀におよぶ研究の集大成。

遺伝の影響がこれまで考えられていたより大きく広範におよび、
家庭環境や学校教育が、じつは子どもの将来に影響を与え「ない」ことを明らかにして、
怒涛の議論を巻き起こした世界的ベストセラー、待望の日本初上陸!

【各界著名人、各紙誌絶賛!】

最も重要な科学分野の、最も著名な権威による、最も魅力的な一冊。
──スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授、『心の仕組み』著者)

一度本書を読んでしまえば、二度と同じ目で世界を見れなくなる。
──《ガーディアン》紙

生まれたばかりの赤ちゃんが、うつ病や不安神経症、
統合失調症にどれだけなりやすいかを、もうすぐ特定できるようになるだろう。
その赤ん坊が、読み書きに困難を感じたり、肥満になったり、
晩年にはアルツハイマー病を発症しやすいかどうかも、わかるようになるだろう。
果たしてこれは、“グッド・ニュース”だろうか?
──スティーヴン・ミズン(英レディング大学教授、『言語の人類史』著者)

本書は、控えめに言っても「革命」である。
私たちが当たり前と思ってきたさまざまな概念(平等、公正、能力、疾患、教育、努力など)の前提が変わる。
遺伝を否定することが「良識」だった時代は終わったのだ。
事実は不快であることもあるが、そこから逃げることは、もはやできない。
──安藤寿康(行動遺伝学者、慶應義塾大学名誉教授。「解説」より)

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Posted by ブクログ

世界を見る目がひっくり返される様な衝撃的な内容でしたね。「環境」か「遺伝」どちらが大事か、その二項対立の議論に対して、「遺伝」の影響が大きいと科学的に示した書籍です。
ただ、その衝撃的な結論ではあるものの、本書を読み通してみると、結構腹落ちする事も多くあります。「環境のなかの遺伝」といって、環境についても、保護者の性格や遺伝子が遠因となっている等。
部下や子供の育成についても、過度に変えようとするのでなく、遺伝の存在を理解していれば、彼ら彼女らの良さを伸ばすべきとより寛容になれますね。
ポリジェニックススコアという遺伝子情報を定量的に測る仕組み、まだ道半ばらしいですが、将来的な医療や教育、福祉の発展に大きく寄与しそうですね。遺伝子研究の行く末にとても興味が湧きました。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

ポリジェニックスコアというものを知れ、自分のも見てみたいと感じたし、病気や精神疾患の予防、情報提供の観点では今後より活用できるようになってほしいと感じた。
遺伝は社会経済状況に影響を与えるため、相続税が遺伝による不平等の是正になる点は新たな気付きだった。
遺伝に抗って生きたい自分にとっては、年齢を重ねるにつれ遺伝要素が大きくなる結果については耳を塞ぎたくなった。
知能の50%が遺伝で決まる事実については、納得、衝撃の半々だった。

統計的裏付けも多く面白かったが、少々難しいと感じた部分もあったため、あとがきから読めば良かった。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

めっちゃ面白かった。遺伝か環境か、についての考え方の答えが出た、と思った。

・一般的に言って、人の身体・性格・知能に遺伝子が与える影響はかなり強い。
・形質によって影響度は異なる。例えば、身長・体重は遺伝子で決まる割合がかなり高い。(つまり太りやすい遺伝子を持った人は太りやすいということ)
・とはいえ環境に意味がないとは言えないし、環境や努力でできることはたくさんある。太りやすいからといっても、努力によって太らないようにすることは可能(運動したり食事管理したり)
・知能の50%は遺伝子で決まる ← 衝撃

人間、教育、社会に対する見方を大きく変えられた本だった。

ただちょっと説明がわかりにくい部分がやや多かった気がする。訳のせいというよりは原著の文章構成のせいだと思う。
統計学の知識がないと何を言っているのかわかりにくい部分もややあり。
「遺伝の影響を統制する」という表現とかは、統計学を学んだことがないとピンと来ないかも。

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2026年06月02日

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