【感想・ネタバレ】超個人的時間旅行のレビュー

あらすじ

注目の文筆家が制作したZINEを文庫化伊藤亜和、小川哲らが新規に寄稿

上田誠、小原晩、こだま、pha、宮崎智之、牟田都子ほか20名超が集結。「現実の中のタイムトラベル」をテーマにエッセイをつづる

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦争を語る方がいる。その方は聡明で、だけどその時代はその時代の価値観で生きていた。著者の「わたしたちも当然、先人たちと似た過ちを繰り返しかねない存在である」という文が心に突き刺さる。

今では「戦争反対」という流れがあるといえど、また戦争を繰り返す日がくるかもしれないという恐怖。日本から戦争を知る人は少なくなり、いずれ消えるだろう。そのとき、いまを生きる私たちが、これからの未来の方たちが、「戦争反対」と言い続けるかは誰にもわからない、ということ。

以下は気になった文の引用です。
「私たちはなにかに夢中になっている最中、必ず速い時の流れを味わう。時間を正規の時間として捉えることが難しくなる。それはなぜか。夢中とは、無意識に近い状態だからだ。」
「こんなに素敵で到底かなわないような聡明な人も、あの時代をあの時代の感性で生きていたという。ならば、わたしも、わたしたちも当然、先人たちと似た過ちを繰り返しかねない存在である……と実感するから。」

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2026年10月18日

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