あらすじ
球団広報の奮闘を描く 堂場野球小説の真骨頂!
食品会社からプロ野球「横浜パイレーツ」広報部へ出向した三上。
古巣に復帰した元大リーガー石岡の専属広報となり、引退後の監督就任へと導くのが、彼に課された極秘任務(ミッション)だ。
打撃絶好調の石岡はなぜか取材拒否を貫き、三上は番記者との間で板挟みに。
チーム内にも不穏な空気が漂う。石岡の不可解な行動の真意は? 三上は業務を完遂できるのか!?
巻末に、現役球団広報・横浜ベイスターズ小泉匡さんと、本作品著者・堂場瞬一さんとの対談を掲載。
プロ野球界を陰で支える広報業務のリアルな舞台裏に迫ります。小説本編と合わせ、ぜひお楽しみください!
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Posted by ブクログ
大手食品企業の広報・三上は、勤め先が所有するプロ野球球団パイレーツの球団広報への赴任を命じられる。パイレーツにかつて所属しメジャー移籍していたベテラン石岡が日本球界へ復帰していた。石岡の専属広報を命じられる三上。しかし石岡は頑なにマスコミ対応を拒み、メディアと石岡との板挟みに三上は追い込まれる。
選手間でも孤立する石岡が言葉を交わす数少ない一人がパイレーツに所属する若手外国人ジャスティスだった。あくまでマイペース、自分の成績だけを追求しているように見える石岡が、試合終了後にジャスティスの打撃練習に深夜まで付き合う様子を目にした三上は、二人の知られざる関係を探ろうとしていた。石岡残留という本社特命を帯びて石岡やジャスティスと向き合う三上。優勝争いが佳境を迎えるシーズン最終盤、石岡残留を三上は勝ち取れるのか…。
スポーツ小説というよりも、球団広報が主人公の小説でした。親会社の球団幹部や球団内の編成と広報の関係、選手と広報、そしてメディアと広報などの関係がうまくストーリーに落とし込まれていました。巻末に著者とDeNAの現役広報の方との対談が収録されています。新聞や雑誌だけではなく、SNSや配信など多くのチャンネルが存在する今の球団広報の仕事の現場の実情が紹介されていて、こちらも興味深ったです。