あらすじ
映画製作・配給会社に勤める和南城は、一本の自主製作映画を気に入り、脚本家と話したいと思っていた。ある日、映画サークルに所属している大学生の晴生がバイトで入社する。初めは人見知りで無口な子という印象だったが、和南城は彼があの映画の脚本家だと知り、積極的に話しかけるようになる。そうして徐々に心を開き、自分に笑顔を見せてくれる晴生を可愛いと思い始め――。
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Posted by ブクログ
この作家さんのいくつか読みましたが、この短編集が初コミックらしいです。これが一番好きかも。
男同士って難関は悩みに入ってるわりとさらっと越えてしまっていますが、初々しさが満ちていて甘酸っぱい。
表題はリーマン×映画サークルで脚本かいてる無口な大学生。
同時収録は山岳ルポライターと大学生。どうでもいい話しちゃってから自己嫌悪とか…わかるなぁ。
原稿とりに行った作家の家で、作家の故人の曾祖父と出会うという白い椿の話。ちょっと展開早すぎだったかな。
地味な自分のいい所を見つけてくれた男の子に秘かに想いを寄せる高校生とその友達。こちらは書きおろしあり
Posted by ブクログ
繊細な作風の作家さんだなあというイメージです。
絵柄と話が合っていて、素敵だと思います。
言葉にしなくても伝わる想いっていうのは素敵ですね、実際は言葉にしなければ何も伝わらないのですけれど。
そこらへんは本来ならば重要な点なんですが、話に寄ってはこういう形でもいいかなあと思いました。
BL自体、ファンタジーですからねえ。
絵が儚い感じなので、特にエロは必要ないかなというのが個人的な印象です。
なので最後にそういうシーンがありましたけれど、私はない方がいい気がして。
矢張り、基本としてBLにエロは必須なのでしょうか。
エロは好きですけれど、それよりも話として成立して欲しいなあと思う読者でした。