【感想・ネタバレ】十津川警部「幻覚」のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「幻覚」というよりは、「悪夢」に近いかもしれない。
夢に出て来る階段。現実にかかってくる女性からの電話。
どちらも幻覚ではない。

登場人物は、食品会社の社長。
3人の女性から、記憶にない話で追求されている。
本人もどうも去年の2月の記憶がない。

精神科医に相談するが、なかなかとっかかりがつかめない。
二千万を払うが,他の2人が死に,一人が殺人ではないかと
十津川警部が動き出す。

最後は急展開する。
なんとか結末までたどり着けてほっとした。

推理小説としての出来はよいが、標題だけがやや不満。
「三人の女と階段」
が一番良く表現できるが、それを短縮するとどうするとよいだろうか。

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2012年05月23日

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