あらすじ
1930年の刊行当時話題だった、上流階級・知識階級の無軌道な若者たち「ブライト・ヤング・シングス」の倦怠と軽薄に満ちた生態を内側から描き、イーヴリン・ウォーを人気作家へ押し上げた、不毛感に満ちた群像劇。
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Posted by ブクログ
1920年代の無軌道な「陽気な若者たち(ブライト・ヤング・ピープル)」を描いた小説。パーティーとゴシップと空騒ぎを繰り返す。
前作『大転落』にも登場したマーゴット・メトロランド夫人(元ベスト=チェットウィンド夫人)とその息子ピーター・パーストマスター、サーカムフェランス夫人、マイルズ・マルプラクティス(『大転落』では下院議員として)も引き続き登場する。
ドタバタやブラックユーモアなど、それぞれの場面は面白いけれど、ストーリー全体としてはとりとめのない印象。作者自身の後年の評価も高くない。
デヴィッド・ボウイの愛読書100冊のなかのひとつ。