あらすじ
「黒いコートの男が殺しに来る」。そう、子供たちは口をそろえて言う。千葉県で小学6年生が自らの腹部をナイフで刺した!この「事件」は、驚くべき速さで全国に拡大する。被害者に共通するのは、ある人気ゲームを「事件」前にプレイしていたことだった。その名は“シティ・エクスパンダー4”。ゲームメーカー社長の桐生直人には、何ひとつ思い当たるところはなかったが……「事件」は誰も予想がつかない方向へ展開していく!『バリア・セグメント 水の通う回路 完全版』改題
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Posted by ブクログ
松岡氏の小説は結構読んでいますが
この小説は読んだことがなかったです。
初出は、かなり昔のものらしいのですが。
作者前書きは、下巻の最後・あとがきに書いて欲しかったかも。
犯人についての、ある意味予備知識というか、構えができちゃうのかも。
しかし、前書きによると…
小説の中身、誰が犯人かという根幹からして、
作者の思い通りにはならないものなんだということを知りました。
そいうえば、「千里眼シリーズ」や嵯峨先生の「カウンセラー」も
旧版(?)と完全版があったのですが
それも、そういうことなんでしょうか。
「まえがき」についてだけで、こんなに書いてしまいました。
感想は下巻にて。
Posted by ブクログ
最新作ではないが松岡作品でまだ読んだことがなかったので読んで見た。
最近はQシリーズやαシリーズばかりで少しマンネリ化していたので全く違った物を読んでみたが思っていた以上に面白かった。
最近はシリーズ物ばかりを書いているようだがこういった単発作品もまた読んでみたいと思わせてくれました。