【感想・ネタバレ】悪い男に愛されてのレビュー

あらすじ

実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認めきれずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティの存在を聞く。意を決してそこを訪れるも、見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に快楽を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いたのは…!? これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない――シークレット・ラブロマンス! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【※BL注意】

 津久見円は、実の兄に欲望を抱いたこともある自分の性癖を認められずにいた。
 そんな円は優秀な弁護士の父を持ち、また、同じく優秀な兄を持ってコンプレックスに感じていた。
 円は法学部卒業後、司法試験も受けずに企業に就職、そこの「契約部」の人間として働いている。
 そんな中、会社の顧問弁護士である佐伯と仲良くなり、また仕事の面でも素晴らしい手腕を発揮する佐伯に憧れを持っていた。
 ところが、その憧れていた佐伯から「ゲイの集まるパーティ」の招待状をもらってしまう。
 どういう意味なのかわからずに困惑する円だったが、「兄の結婚」を耳にし、ふらふらとその店へと向かってしまう。
 そこで薬を盛られ、前後不覚になり、疼く身体に酷いほどの快楽を与えられる。相手が誰だかもわからないまま、兄の名前を呼び続け、快楽を貪ってしまう。
 ところが翌日、実はその相手が佐伯だったことを知り、「兄にばらさないこと」を条件に、佐伯との契約を結ぶことになる。
 その間は、いつでも佐伯が好きなときに円を抱いていい、という内容であって……

 という話でした。
 憧れていた人にめちゃくちゃにされて、それでも嫌いになれない自分に心が揺れる円はまあ、普通に思い込みの強い系の受けですね。
 佐伯視点が物語にほとんどないので、結局、佐伯が何を考えているのかはよくわからずじまいでしたが、最後のおまけで、ものすごく愛していたんだ……ということが伝わってきたので、よしとしますか。
 最初から両思いなのに、いろいろな策をめぐらす系攻めにつかまってしまったがために、相当な寄り道をしていまった感じがしますが、それがなければラブラブになれなかったんだと思うので、仕方がないのかな、と今では思っています。

 まあ、ベタな感じで普通のBLだったので、真ん中の点数にしてあります。

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2014年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵師さん買い。
「愛されてシリーズ」1作目

弁護士×リーマン

攻め:弁護士・佐伯恭祐
受け:会社員・津久見円

法務部で働く円は事業の契約の件で弁護士佐伯が指導する部署で働きだして1年半、佐伯の仕事の仕方や敏腕さを尊敬していた。ある日つい自分の性癖の話から佐伯にゲイの集まるバーを紹介されつい足を向けてしまう。そこで初めて会った男にいかがわしい薬を盛られて朦朧としたところを助けられたが、それを施したのは佐伯だったらしく、、、。


攻めの受けに対する感情がゆがんでる、、と思う。
そもそも、好きならもっとストレートに相手を追い詰めればいいだろうに。ゲイの集まるバーに誘いながら自分は行かず、別な男に相手をさせる→そこで変な男から絡まれる→自分登場、ってどんだけ回りくどいんだ?
別な男とは”須藤”という友人みたいなのだけど、須藤を介する意味が分からん。正攻法で口説けば落ちる受けだったと思うんですけどねぇ。
とはいえ、そういう追い詰められるようなことがないとエロエロしいこととか、受けの切なさとか出ないから、まあ作品としては有りなんでしょうけれどね。
最後には攻めが受けに対する気持ちを伝えるはずだから、黙って読んでたけど攻めはホント酷い男です(爆)

最後は幸せだからいいんじゃないですか?っていうオチでした(笑)

陸裕先生の挿絵買いでしたが、こういう酷い攻めの作品には、陸裕先生の絵は綺麗すぎるかなぁって思いました。綺麗すぎて酷さが出ない(笑)
でも、好きな絵師さんなので良いです!

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2014年02月26日

Posted by ブクログ

佐伯の鬼畜っ振りより、円の阿呆っ振りのが気になりました。最後の天然っ振りはお約束で素敵でしたけども、序盤は……。三十近いはず?の割には迂闊すぎないかなーとも思ってしまいました。けれど、最初は特に好感持ってるのか苦手意識を持ってるのかが判り辛かった。
状況描写の文章も時々判り辛かったです……が、お話自体は結構面白かったです。

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2010年05月17日

Posted by ブクログ

あらすじ:実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認めきれずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティの存在を聞く。意を決してそこを訪れた円だったが、不運にも見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に酷いほどの快楽を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いた男が佐伯であったと知り…!?これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない―シークレット・ラブロマンス。

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2009年10月04日

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