あらすじ
直木賞受賞、コロナ禍のステイホーム、デビュー40周年の節目……。『月の満ち欠け』脱稿から『熟柿』刊行まで、作家は何を思い、過ごしてきたのか? 好評エッセイ最新巻、待望の書籍化! 直木賞受賞挨拶も収録。
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Posted by ブクログ
この気持ち良さはどこから来るかといえばやはり文章のうまさが群を抜いているからとしか言いようがない。そして、いくら偽悪的に素っ気なく書いても伝わってくる、最初の編集者がどれだけ大事な人だったか。さらにもう1人の最初の編集者山田さんのこと。泣きそうになりながら最後まで読んで、「発行者」の名前を見て、もう1人の大事な編集者坂本くんの元でこの話が読めることにあらためて感涙。
Posted by ブクログ
この偏屈?作家(賛辞を込めてです)のエッセイは、最高!最後まで楽しめました。
目次とあとがきの節約理由、
湯呑が割れる表現になぜか共感
ポケモンGoと散歩
直木賞のくだりで編集者との言い合い
などなど、好きなところをあげたらきりがありませんが・・・
なにより、歳相応のめんどくささと大変さ加減がうんうんと頷けるのです。
次作の長編とともにまたこのエッセイが続いていくと思うと今から両方楽しみです。
Posted by ブクログ
佐藤正午最新エッセイ集
前作「正午派2025」の興奮冷めやらぬのに。
あれはエッセィではなかったか? まあいい
小説家の四季というサブタイトル通り、季節ごとに発表されるエッセィだが季節には全く関係のないテーマで、ちょっと退屈だなと飛ばし飛ばし読んでいると、次のエッセイで前回のテーマがまだ続いている、下手すると一年を通してそのテーマが語られている。
訳が分からなくて、前回に戻りまた読み返す・・・
「真剣に読めよ」という作者の意図?
今回のハイライトはやはり編集者にまつわる話。
デビュー作からの編集者についてのエピソードは本当に感動的で、泣かせる話なのに、正午さんはなんでかなぁ・・・
素直じゃないというか斜に構えているというか、意固地というか。
本当にお世話になった、有難かった、感謝している、となぜ言えない?
正午さんらしい
昨今の物価高騰は出版業界も深刻な問題で、そこで苦肉の策として本書でとられた策
笑える。でも違和感なし。
かたくなに佐世保を出ることなく、自由に気ままにこれからも執筆にお励みくだされ。
そうめんだけではたんぱく質が不足しますよ。
Posted by ブクログ
熟柿から作者の佐藤正午さんに興味を持ち読み始めました。
佐藤さんの人生にお邪魔した感じで、たまに出る皮肉なども面白かったです。
表紙の目次、裏表紙の後書き、文の2段構成の秘密もなるほど、と。
Posted by ブクログ
「熟柿」で興味を惹かれ著者の最新エッセイを読む。
50代から60代にかけての作家生活がありのままに綴られている。
デビュー当時の回想と答え合わせの流れ、ひとつの言葉の考察に1年をかける執念が印象的。
表紙に目次、裏表紙にあとがきの理由が切ない。