【感想・ネタバレ】曇天に笑う 2巻のレビュー

両親を殺された曇(くもう)三兄弟が力を合わせて暮らしてる明治維新後のお話。
親代わりの長男は楽天家で人望厚い剣の達人。次男は努力家で真面目だが力及ばず悔しがる日々。末っ子は幼く素直で兄2人を慕っている。
曇神社に住む三兄弟は、琵琶湖に浮かぶ脱出不可能な巨大な監獄へ罪人を護送する役目を担っている。三百年に一度あらわれるオロチによる破壊を阻止するための組織や、新政府の転覆を企てる闇の組織など、緊迫感ある展開。

弟たちが苦難を乗り越え少しずつ大人になる姿に涙ッッ!いつだって「笑え!」と励ましていた兄があんなことになって涙が止まらない弟たちにまた涙ッッ!信頼していた仲間の裏切りに涙ッッ!地獄のような日々の中のささやかな幸せにまたまた涙ッッ!暖かな兄弟に、心揺らぐ刺客の気持ちも良くわかる。

『曇天に笑う』全6巻の他に、その後を描いた『曇天に笑う 外伝』と、三百年前の曇神社を描いた『煉獄に笑う』もオススメです!

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