【感想・ネタバレ】毒草師 白蛇の洗礼のレビュー

あらすじ

裏千家教授・大澤信郎の次男が濃茶席で毒殺された。取材を始めた雑誌編集者の西田は、容疑者の神凪百合(かんなぎゆり)に淡い恋心を抱く。相次ぐ毒殺事件の真相を突き止めようと、西田は毒に精通する変人、自称<毒草師>の御名形史紋を頼ることに。大澤家がひた隠す秘密を、御名形は「千利休=キリシタン」説とともに解き明かす!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品はあらかじめ本編(のちに出るが遺伝的作品を除く)を読んでから読むことを強く勧めます。
(ただこのシリーズの一部は別会社からの出版です)

なぜならば、最後に長らくおや?
と思えてきていた登場人物の秘密が出てくるからです。
あ、なるほど、と思えると同時に人物像が
狂うんですよね。

事件はちゃんとこの作品の主である「毒」に
フォーカスが当たっています。
真相はとてつもなく悲しい真相で
結末も…

ただし救いは、ある宿命を抱えた人物が
ある種の幸せを迎えたことかな…

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2022年08月05日

Posted by ブクログ

ミステリとしては、毒絡みなんですかね。タイトルだけに。QED・カンナとシリーズは違っても、世界観は同じなので、そこらのつながりとかあるんだろうか。

名前に十字あるから、利休=キリシタンというのは根拠としては薄い気もするけど、学術書でないからいいか。

助手になった百合さんと、御名形との絡みが次巻で気になります。西田くん残念。

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2013年09月24日

Posted by ブクログ

毒草師シリーズ第二弾!
今回の濃茶の席で起こった毒殺事件。
そして連続毒殺事件へと発展していくのだが、いつものごとく
主人公西田は事件に巻き込まれるというか、押し出され、
苦手だけど命の恩人でもある隣人の御名形史紋に助言を求める。
お茶の世界のことなので、薀蓄は千利休。
QEDのように濃過ぎる薀蓄ではないので楽しめました♪
そしてトリックというかカラクリはミステリ慣れしてないので
直前まで気付きませんでした(^◇^;)
でもいいの♪御名形史紋が好きだから♪
今回の真紅は靴下♪次はどこに持ってくるのかなぁ~。
助手にはちょっとジェラシー

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2011年07月28日

Posted by ブクログ

利休がキリシタンだという根拠、解毒斎や毒の乙女など、かなり強引さが目立つネタが多く、御名形史紋の唯我独尊振りと合わせて漫画のような世界観になっている印象です。
なので、考察のネタが豊富なQEDシリーズの方が好みです。百合さんが次作以降にどのような位置付けになっていくのかは楽しみだけど。

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2025年11月16日

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