【感想・ネタバレ】蝶よ、花よのレビュー

あらすじ

京都の絹織物の専門商社「朝ひな」の一人息子・希は体が弱く、子供の頃から離れでひっそりと暮らしていた。しかし、ある日突然会社も屋敷も金融業者社長・神野和紗に乗っ取られてしまった。行き場のない希は和紗の愛人として囲われることに。だが、和紗が時折見せる優しさに、憎んでいるはずの心が揺らいでしまい……。未収録&書き下ろし短編も収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうしても読みたくて、古本購入で手に入れて読みました。
ストーリーとしては、没落した名家の御曹司がやり手のイケメン社長の手に堕ち、しかも、その若き社長は御曹司の父やその家系に深い怨恨を持ち、その復讐も兼ねて御曹司を好きなように弄ぶという、割とよくあるお話です。
でも、面白い。
本当は、憎んでいるはずの社長は実の親からも疎まれ冷遇されて育った御曹司を救いたくて会社を乗っ取ったという意外性も良いと思います。
ただ、弄ばれつつも次第に社長を好きになっていった御曹司、彼が社長の庇護から離れて独立するための手段がちょっと、、、
何で「身売り」なの?
普通、そこまで決意したなら、地道に働くことを選ぶと思うんだけど、、、
そこで一瞬、アレ? と思いましたが、その他はもう面白かったです。
雪代先生のファンになった私は、最近、この先生の作品を探して読みあさっています。

0
2018年05月23日

「BL小説」ランキング