【感想・ネタバレ】薄紅に仇花は燃ゆるのレビュー

あらすじ

佳雨は色街屈指の大見世『翠雨楼』の売れっ子男花魁。馴染みであった百目鬼久弥に恋し、今は想いが通い幸せをかみ締める佳雨だが、幸せの深い分だけ不安にも駆られる。そんな中、楼主から佳雨が可愛がっている梓の水揚げを久弥に頼めないかと言われ、悩みながらも佳雨は久弥に頼むことに。男花魁として生きる以上は避けられぬ運命に佳雨と久弥は……?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

仇花シリーズ2作目です。
漸く思いが通じ合ったかと思ったら、今度は『娼妓と客』という立場で恋愛をするという苦悩や葛藤にやきもきしたり。
仕事にプライド持ってる受の心情を慮り、その全てを受け止めてしまった攻には脱帽もの。器が大きい!
世の中の嫉妬に狂う傲慢攻様方には、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいですね……。
対する受もすばらしい。
攻と両想いになって心が満たされて、うっかり他の客との駆け引きに失敗してたり。しかもそれを客からガツンと指摘されて、反省してみたり、凛とした聡明さが何とも言えないギャップを生み出してます。

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2012年05月06日

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