あらすじ
触れ合えない、だから愛おしい、未来の恋のカタチ──
不幸な人だけが青春期に出逢う虚体の少女みあめ。10年前に出逢った僕は21歳の今も不幸せで、目の前に成長したみあめが現われ……
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
三秋縋とか、斜線堂有紀みたいな生きづらさを抱えた一人がそれをそのままで、そのままでもいいんだよって語りかけながらも、みんなと違うからみんなと同じ幸せにはなれないと宣告するみたいな作品。素晴らしい作品ではありながらも、悪意の書き方が丁寧でないのが少し残念か。
刺さる人の心にとてつもなく深く刺さる作品。
Posted by ブクログ
正体不明のホログラム少女みあめ、触れられない、だから安心するんだ。
人が苦手、怖い。でもみあめは怖くない。
共依存といえば聞こえが悪いが、触れられないからこそ大切に向き合える、お互いの良いところや好きなところ。
きみが生きていなくてよかった。生きててくれてよかった。そんな感情がとめどなく溢れる。
読みやすく心地も良く、とても、楽しかった。
Posted by ブクログ
表紙とタイトルと物語の設定に惹かれて購入。
読んでみた後の感想としては、三秋縋っぽいな、という感じだった。「三日間の幸福」とか「君の話」とか。
SF的な設定から進行するストーリーは王道なくらいにボーイミーツガールで、ビターな感じの終わり方ではあるものの当人たちには希望が見えていて、ぼくの人生には1ミリもなかったのになぜか思い出せるような青春が描かれていた。全体的な温度感としては嫌いではない。もっと高校生とか大学生の時に読んでいたら何かしら自分の傷跡になるくらい(三秋縋はそんな感じだった)。
ただ、「現代から遥か遠い未来にバーチャルに恋する男が異端扱いされるか?」とか「国内で70件程度のみあめコンダクターの話が国内トップの閲覧を誇ってそれを読んだアンチが凸してくるか?」とか「終盤で出できた水彩画かはこの物語の解答を出すためだけに登場したの?」とか「過去干渉とかタイムパトロールブチ切れ案件じゃない?法整備されてないとかいうけど秒殺で規制されない?」とか突っ込みたいところは多かった。
あとこれは単純に好みの問題だけど、文体がラノベ、というか10代向けの感じがしてさらりと流れていってしまったね。これは別に合わなかっただけだから悪い点ではない。
こんなに言ったけど物語は楽しめた。
ぼくのもとにもレギュ違反したみあめが来て欲しいくらい。