【感想・ネタバレ】そんな気がするのレビュー

あらすじ

この話、前にも書いたかもしれない――
考えすぎのプロが帰ってきた! 大人気エッセイ集第2弾

「もしこの中から一編だけを読めば、「ああ、今回はネタ切れだったのかな?」と思うような題材だ。だが、全編がそうなのだ。怖い。」――書評家・花田菜々子(『べつに怒ってない』書評より)

いっそうのネタ切れ感を隠さないまま続編が刊行!
暑い、再配達が来ない、「すごい筋肉でしょ」と言われたときの返しが難しい。
一回きりの日常に何度でも立ち止まる、不毛で豊かなエッセイ123本。

―――
『そんな気がする』というタイトルは、尊敬する人と対談している時に、私たちの仕事に共通点があるとすれば、そんな気がする、って感じたことを書いているのかもしれませんね、と盛り上がったのがきっかけになっている。そんな気がするって、絶対にこうだとか、みんなそう言っているとか、これだけは譲れないなどと比べるとだいぶ弱い。背骨がなくてフニャフニャしている。でも、そんな気がする、が持っている柔軟さを自分は信じている。みなさんも信じてください、とお願いしたいわけではない。私にとって、そんな気がする、と感じた記録がこの本です。(「はじめに」より)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

エッセイを初めて読んだ。面白かった。

こんな他愛のないことをエッセイにしていいんだとか、自分もこれ思うことあったなとか、むしろ逆のことを思うなとか、色々と楽しめた。

「〜と思っていて/思います」が気持ち悪いと言っておきながら次の話では著者自身が「〜と思う」を使ったり、「同じ言葉を繰り返すと名言っぽい」と言った次の話で「伝わらない人には伝わらない」と言っていて、わざとなのかどうなのか、とにかく私に気にならせることに成功している。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

物事を表面の見た目でやり過ごすか、ふれた感触の違和感にこだわるか。そこ触ったらあかんよ、と言われると余計に触りたくなる衝動に信条をもつ武田砂鉄の言葉はこちらに妙な協働意識が芽生えてくる。でもこちらも一度立ち止まってみる。"簡単に流されないぞ " "読者が咀嚼するタイミングまで彼は知り尽くしてるかもしれない" そうやって親近感を持つことをはばかってみせる。ところがこれこそ砂鉄の思惑かも知れぬ。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

標題作の「そんな気がする」が特に名作。
観察からの小さな発見と妄想、それが時間経過とともに淡々と移ろう。年末特有の日常のなかに入り込んだ非日常感は楽しい。そこから突如、日常を破る天災の発生。固有名詞は一切出さない。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

やはり時事批評コラムにこそ、氏の真骨頂を見てしまうんだけど、こういうちょっとしたエッセイも面白い。なるほど、そういう着眼点で見てるんだ、っていう。

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2026年04月10日

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