【感想・ネタバレ】銀座ミツバチ物語 美味しい景観づくりのススメのレビュー

あらすじ

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「銀座で美味しいハチミツが本当に採れたら、おもしろいよね」奇想天外な好奇心が“小さな命”と巡り合い、大都会の真ん中を里山に変えた!2006年にスタートした「銀座の養蜂」プロジェクトの生い立ちをたどりながら、新しい「まちづくり」と「環境」への取り組み方を提案する。

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Posted by ブクログ

パリオペラ座の蜂蜜は前から憧れでしたが、銀座での取り組みを聞いて素敵で羨ましく思っており、読ませて頂きました。私達の食材に関わる要となる みつばち達を守りつつ、緑が広がっていくのはいいなと思います。
しかし、日比谷公園の破壊、どうゆうことなのかしらん。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

銀座でビルを運営する会社のサラリーマンが屋上で養蜂する過程を描いたもの。フツーのサラリーマンが(と言いながら実はすごいと思うのだけど)背伸びせずに表現しているところに好感が持てた。蜜蜂の習性がなんとも切なく不思議で、またある意味で人間以上に社会的な生き物であることを初めて知り素直に驚いた。そして何と言っても都会で地産地消を実践し少しずつ養蜂に限らず大きなものとしていることに頭が下がる。とっかかりとして養蜂を始めたのが良かったのかも。野菜でも家畜でもなく魅力的なミツバチが都会人には最適だったのだろう。
また都会での地産地消の可能性に希望を持てる好例である。町内会のレベルでこのような例が増えてくると本当に素晴らしいと思う。それが究極の環境教育であり食育であろう。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

一サラリーマンが銀座のど真ん中で養蜂をはじめて、
蜂蜜がとれるようになった。
そうしたら、あれよあれよと採蜜した「銀座のはちみつ」が、
有名洋菓子店のお菓子になり、カクテルになり、蝋燭になり、
銀座全体でサスティナブル=“持続可能な”
活動へと発展しく過程を書いた本。
もちろん現在進行形。

全編通して蜜蜂と銀座の深い愛情を感じる。
そして、何より活動をされる方が誰でも、
とても楽しそうだし、誰より作者の想像力(妄想力)の逞しさは、
まるで作家のよう!
エピローグに書かれている「二〇一六年のミツバチの日にが
まるで現実世界のお話のようだ。

このプロジェクトの素晴らしいところは裾野の広さ。
ただ養蜂をし、銀座全体の利益を上げるだけに留まらず、
街の再開発、自然環境の共生、労働問題、
食糧問題、果ては生涯学習にまで幅広い可能性を
秘めているこの取り組み。
なんでも受け入れる銀座の懐の広さは、
間違いなく、長く培ってきた街の歴史を感じさせる。

銀座近いし折を見て、実際の養蜂に触れてみたい。
まずは、売っているうちに「銀座のはちみつ」買いに急がねば。

そういえば、原宿のコロンバンの屋上でも養蜂やってる。
明治神宮すぐ近くという立地は大きいでしょうね。

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2011年08月12日

Posted by ブクログ

ふとしたことがきっかけで始めた養蜂が銀座の地場産業になった!?
養蜂業を可能とする銀座の地理的、歴史説明、ミツバチから学ぶこと、ミツバチが架け橋となって始まったイベントなどなど話題盛りだくさん。
養蜂業は都会における「添え稼ぎ」というのも頷けます。

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2010年09月08日

Posted by ブクログ

銀座で養蜂…?都会のど真ん中で奇想天外なプロジェクトが実現した奮闘記。昆虫マニア以外の方にもビジネス的視点で読める一冊。

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2012年04月13日

Posted by ブクログ

銀座のビルの屋上でミツバチが飼われ、色々なビジネスに発展している「銀座ミツバチプロジェクト」をご存知でしょうか?プロジェクトの舞台裏を知ることが出来ると共に、自然環境や都市環境のあり方、ビジネスチャンスまでも考えることが出来る貴重な1冊です。

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2012年03月27日

Posted by ブクログ

ちょっとした思い付きで始めた、大都会銀座での養蜂。いろいろ偶然が重なって、とても大きなプロジェクトとして、さまざまな連鎖反応を起こしていく様子がとても面白い。無理なく楽しく気楽に、そして誰にでもわかりやすく…とっても具体的で素敵なエコ活動。ミツバチが教えてくれることって、深いんだなあと思いました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

”愉快な人”というのはこういう人を言うのだろう。情愛豊かで他者のために仕事を選ばず労を取り、なんにでも巻き込まれていって、あれ?何やってんだろう??自分…という状態になぜかなっている人だから魅力的なのである。
プロジェクトマネジメントのヒントも多数。
まー身内は大変だろうと思うが笑

P63 自分自身も、銀座ミツバチプロジェクトも、いつも目の前に起こった事態だけを重視してなんとかこなしてきただけなんだから。だからこそ、次々とおもしろい場面、他ではちょっと味わえない経験に立ち会えたんだから。

P90 残りのサラリーマン人生は借金返済だけを目標にとぼとぼと歩んで行くだけとなったのです。しかしだからと言っていつまでも落ち込んでいても仕方ない。せめて、少しでも多くの方々に来ていただけるような仕組みづくりをしてみようと、様々なコンテンツをもっている方々を呼び込み始めました。

P94 銀座らしいものしか残らない。これは『街の記憶』がそうさせているのだと、私は勝手に思っているのです。

P107 資産運用のために土地を買い、容積いっぱいに箱を作り、経費を差し引いて何年で回収・・・そんなサルでもできるシミュレーションは絵に描いた餅でしかないのです。

P181 本来の林業(本業)だけでなく、山菜が取れたり冬にはイノシシやシカが取れる等、様々な自然の恵み「添え稼ぎ」が人の心を豊かにしてくれているそうです。だからこそ厳しい場所でも集落を維持できるとのこと。【中略】私たちのミツバチは、都会の中に添え稼ぎを見出してくれたのです。私たちの生活をイキイキさせてくれたのです。これがもしかしたら現代の『添え生きがい』なのかと思っています。

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2018年10月18日

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