あらすじ
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大好評「ゼロからはじめる」シリーズ7冊目。ライト、マッキントッシュ、ガウディなど歴史的建築家のインテリアデザインの話題から、材料、納まり、金物など実践で役立つ基礎知識が、296のQ&Aでよくわかる。
[主な目次]
1. インテリアのはじまり 2. 近代のインテリア 3. 日本のインテリア 4. 材料 5. 端部の納まり 6. 床・壁・天井の納まり 7. 建具の納まり 8. 建具と金物 9. カーテンとブラインド 10. 設備
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Posted by ブクログ
桂離宮は月を見るための様々な趣向が凝らされるらしいけど、月を見るみたいな心の余裕がある人こそが人類の勝ち組だと思う。
『縁側』自体は世界的には同じ高温多湿な東南アジアにも見られるらしいけど、縁側の先の庭に異常なこだわりを見せているのは日本だけらしい。私も日本庭園が好きで、日本庭園自体が日本文化そのものなんだと思った。
日本の釘隠しは日本のアール・ヌーヴォーっぽい。日本のデザインの特徴は、全体的にはシンプルめだけど、細部に異常なこだわりを見せる所らしい。
日本の二条城がヴェルサイユ宮殿で、妙喜庵待庵がプチトリアノンらしい。
生け花とか、床の間のデザインとヴェルサイユ庭園とパルテノン神殿からも分かるように、日本のデザインは左右非対称で、西洋のデザインは左右対象なんだ。
寝殿造は小屋組みに天井仕上げを張らなかったから壁を作れなくて、書院造になってから、天井仕上げが付けられたから部屋に壁が生まれたらしい。西洋の建築の成り立ちはむしろ壁から始まってるよね。
左がザハ・ハディドで、右がフランク・ゲーリーなんだけど、同じデコンストラクション(脱構築)の奇抜建築でも、ザハは使ってる材料にしてもフォルムにしても、あまりに文脈が無さすぎる気がする。ゲーリーは奇抜だけど、文脈に対する意識は感じるな。ゲーリーは材料とか素材への愛着を感じる。
ヴェンチェーリが"反"モダニズムで作った『母の家』写真で見て、微妙だなと思ったんだけど、実際見に行った人も微妙って言ってた。これは、批判しかしない野党に政権取らせても微妙な政治しか出来ないのと同じだと思った。どの分野も批判とか批評上手いタイプに真の実力者居ないよね。反日な国は日本より劣ってるのと同じだよ。
シェルチェアで有名なチャールズ・イームズの自邸オシャレだな。奥の窓のデザインは障子に似てると思って調べたら、イームズ夫妻が日本のデザインとか生活様式のファンだったらしい。私も世界の美術で日本の美術が一番好きだから気持ち分かる。
日本は西洋程、カーテンにこだわるイメージが無い。日本は基本湿気多いから、分厚いカーテンは使えないとかの事情もありそう。日本は元々横を仕切る感覚が薄いと思う。