あらすじ
自分自身を高めていくときに、最も必要なことは何だろうか? いま巷には、必要とされる「ノウハウ」が大量にあふれているが、それは「本当に」必要なことではありえない。人はノウハウを知るだけでは自分を変えることはできないからだ。自分自身を高めるためには、自ら自身の中からあふれでる「深い思索」や、それをもたらす「静かな気づき」がなければならない。心の中に「気づき」が芽生えたときにはじめて、自分は以前の自分ではなくなるのである。本書は、著者が週一度配信しているメッセージメール「風の便り」を単行本化したもの。「風の便り」は、読後に不思議な清涼感と、感慨がのこるメッセージメールとして、いま、Webの世界で静かに人気が広がっている。物語でもあり、随想でもあり、ときに、詩でもある不思議なメッセージ。著者の語りと、秀逸な事例が、読むものをひきつけてやまないのである。折にふれて読み返したい、珠玉の一冊である
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マインド本でありながら、静かにゆっくりと語る構成が意外にも心と頭に入ってきた。タイトルに納得した久々の本。
詩は苦手な私が、この詩的なマインド本には、共感してしまった。感覚的な表現らゆえに、どうとでも捉えられることが多い中でなぜこの本には共感でかたのか。不思議。
他の文字大量に書いたお腹一杯になる本も、知識やいろんな発見を求めている内は良いのかもしれないが、よっぽど胡散臭くない読んだあと爽やかになれる一冊
透明な感性、を通じて見える未来=先見性 をほしいと思うが、巷には、テクニック本ばかりが目立つ