あらすじ
金の仮面を纏う病める古代の王、遥か未来の燃え盛る終末世界……ボルヘスや澁澤龍彦に影響を与えた〈象徴主義世代の中で最も優れた短篇作家〉待望の文庫オリジナル傑作選。新訳5編を含む全22編。
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Posted by ブクログ
幻想文学好きには知られてるマルセル・シュオッブのまさかの初文庫化。
正直、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』文庫化以上に驚いたかも。アンソロジーなんかでマルセル・シュオッブが組まれてることはあるが、まさか文庫で、まるまるマルセル・シュオッブが読めるとは……!
収録されてる作品はどれも傑作で、幻想的で、美しく、時にはグロテスクな作品が描かれる。
マルセル・シュオッブは19世紀末の作家だが、今読んでも古さを感じなくて、驚く。
それと本書には新訳がいくつかあったりするのも嬉しかった。
ただこのマルセル・シュオッブの文庫を手に取ってしまい、もしも心を掴まれてしまったら『夢の扉 マルセル・シュオッブ名作名訳集』を手に取るか、もしくはその3倍の価格のする『マルセル・シュオッブ全集』を手に取るしかなくなるのだが……。
Posted by ブクログ
何よりもビジョンが素晴らしかった。ストーリーではなく、重厚な情景描写で広げていく物語は魔術そのもの。世界的にファンがいることも納得でした。何より翻訳が素晴らしいのだろうと思います。原文のフランス語でも読めたら素敵だなと思う。