あらすじ
シリーズ累計33万部突破!「龍に恋う」著者のやさしさ満載の最新作。
皇都から離れた、緑豊かな花森村。
草花を自由に咲かせる能力をもつ霜子は、その異能ゆえに身内に蔑まれ、ついには陸軍中尉・晴晃との婚約を強いられてしまう。しかし予想に反して、晴晃は快活な青年だった! 二人が徐々に距離を縮める中、不穏な“惑い花”の呪いが村を蝕み始め――。
瑞々しく美しい和風恋愛ファンタジーの開幕!
■ 登場人物紹介
鹿屋野霜子(かやの・そうこ)
16歳のときに、神から見出されて異能を開花した。現在は「花贄」として村で孤独に暮らす。
丹羽晴晃(にわ・はるあき)
陸軍中尉。見た目に反して快活で素直。霜子の婚約者としてやってきたが、その目的は……?
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Posted by ブクログ
花贄として「過酷な」運命を背負った霜子だったが、真相が分かってみれば何と仲間の多かったことか。
結局村人も冬也もやり方はさておき、彼女を守ろうとしていたとは。
クズだったのは最終的に分家のごく一部だけだったという。
花贄の運命を分かろうともしなかった輩なので同情の余地は少しもないが、作中で散々ストレスがたまったところに来たざまあな展開は非常にすかっとした。
晴晃にしてみれば、あれでも生ぬるいと思ったようだが。
任務があったからとはいえ、基本的には真摯で堅物な晴晃。
本当に任務さえなければ後押ししたいほどだった。
最後に仕切り直しとなったので、今後は心置きなく応援できそう。
霜子はちょっと言葉遣いが苦手で、個人的にはそこだけが難点だった。
ちなみに一番の推しは山贄さまである。
やっぱりああいうお姉様なキャラに自分は弱い……