【感想・ネタバレ】たたかうソムリエ-世界最優秀ソムリエコンクールのレビュー

あらすじ

2010年チリ、三年に一度の世界最優秀ソムリエコンクールが開かれた。緊張と重圧、さらに試験に仕掛けられたトラップが、各国を代表する選手たちを苦しめる。だがそんな中、ブラインドテイスティングで嗅覚と味覚の驚異的な才能を発揮する者あり、極上のサービスでテーブルに至福の時間をもたらす者もいる。はたして栄冠は誰の手に? 大会に密着したNHKディレクターによる迫真のドキュメンタリー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

チリで開催された第13回世界最優秀ソムリエコンクールの様子をファイナリスト3名と日本人参加者の視点から詳細にかつ臨調感を持って描かれている。
一般的にはなかなかなじみのないソムリエの世界がいかに繊細で芸術的で、それでいてホスピタリティにあふれる職業であるのか?さまざまなコンテストの内容やしかけられるトラップに興味をひかれながらも、トップソムリエたちのエレガントな対応力に感嘆してしまう。その技量やもてなし方は、単にソムリエとして培った経験やノウハウだけではなく、ソムリエ自身の幼少期からの生き様や原体験にも深く影響を受けているようだ。
一方で、ブラインドテイスティングについては、トップソムリエでさえも、ほとんど言い当てることのできないものだと知り、少し安心するとともに、ワインの奥の深さを再認識できた。
ソムリエコンテストの実際の雰囲気や画像に俄然興味がわいた。
ワインの奥の深さ、マナーなどの教養も得られる一冊。テレビディレクターらしい、読者の興味を飽きさせない構成も見事。 

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2014年04月17日

Posted by ブクログ

2010年にチリで行われた、世界一のソムリエを決めるコンクールに密着した記録の本です。
元々はNHKのワンダー×ワンダーで取材したのもの書籍化みたいな感じです。
ワイン好きの方には、番組を見た方もいるのかも。

ワインを提供するサービス、ワインを説明するプレゼンテーションなど、コンクールの醍醐味や面白さがたくさん書かれていました。ワイン好きの方には強くお勧めできる本です。
今何回も読み返しています。自分にとっては、何度読んでも心地よくなる本です。

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2013年10月15日

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