あらすじ
陶芸家の霧島直は、伯父が遺した小さな家に住んでいる。
ある日、成田木綿という青年が雨漏りの修理にやってきた。
生前の伯父に修理を依頼されたという彼は、雨漏りを直したあとも、
人里離れて暮らす霧島を気にかけてくれた。
成田が連れてきた犬・ろくろと暮らし始めた頃、
霧島は、“正しい道”を歩ませようとする母から
実家に戻るよう説得される。
自分の生活を咎められ落ち込む霧島に、
「あんたは悪くない」とキスをする成田。
いつもそばにいて、自分を受け入れてくれる彼の存在は、
霧島の日常になっていく。
けれどやがて、成田への感情が恋だと思い知って──
大事だからこそ踏み込めない
ささやかであたたかい、愛のお話。
【雑誌掲載時のカラーを再現した電子限定仕様!!】
感情タグBEST3
匿名
読み終えたあとに浮かぶのは、やっぱり「なんかいい」という一言。それがいちばんぴったりくる作品です。少し独特な絵柄ですが、余白の使い方がとても上手で、すっと物語に入り込めます。犬のろくろの可愛さもたまりません。じんわりと心をあたためてくれる、やさしいBLが読みたい方におすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
中村明日美子先生が推薦されているとTwitterで知り、素敵な作品であることは確約されていたけどいざ読むとあまりにも自分のどタイプど真ん中を突いてきて もはや苦しかった。ろくろはかわいいし、2人の距離感や相手を大切に尊重しているところが眩しくて、やさしくて、何度か泣きそうになっていた。ほんとうにありがとうございます ほんとうに。
ます、絵がとても好き!
絵の雰囲気が漫画というよりイラスト的というか、デザイン的というか、ふと絵本の『さむがりやのサンタ』を思い出しました。セリフがなく絵で語る場面や、犬のろくろとの場面などが、それを連想させたんだと思います。
それぞれの場面の構図が洗練されていて美しいので、ずっと眺めていられます。表紙や扉絵に至っては、額に入れて飾りたいくらい。
直さんと木綿(ゆう)が互いに惹かれあっていく様子も自然で、話の流れも好きです。ちょっぴりスパイスも効いています。
ろくろも含め、それぞれが優しくて、可愛いです。
物語の終盤で一応、最後までシたらしいですが、描かれているのはキスまで。それも、かなりソフトです。
デザインやイラストが好きな方、ホンワカと癒されたい方に、絶賛おススメします!