あらすじ
病気は単なる身体的異変ではなく、苦しみや悩み、死への不安などと不可分であり、医者と患者のあいだには心理的・倫理的な関係が不可欠である。現代の医療現場でしばしば見過ごされがちな“病人の存在”を見据えつつ、医学の歴史、ヒトの体や病気のしくみを学び、病気とは何か、医学とは何かを考える。 解説:酒井忠昭
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Posted by ブクログ
最近大きな病院にお世話になることがあり、医療に興味を持ったので読んでみました。私はこの本から主に医学の歴史について知識を得たように思います。平素私たちが接することの多い現代の西洋医学は普遍的なものでも万能でもないということが、まあ自明ではありますが、よくわかり、自分の身体や生命に対する思いを新たにしました。『概論』ですし著者はできるだけ門戸を広くとろうと努力して書かれたように見受けますが、その中にも教養に富んだ深みのある表現がちりばめられており、平易ながらも味わいのある文章が見事です。