【感想・ネタバレ】なぜヒトは脂質で痩せるのかのレビュー

あらすじ

糖を捨てよ、脂を食べよ!

シリーズ累計10万部を突破した
「金森式」の著者が書き下ろした
「ダイエット」「健康長寿」の常識を塗り替える唯一無二の衝撃作!

◇ 体を蝕む糖と決別し、脂質中心の生活にシフトチェンジしよう

カロリー制限や糖質制限によるダイエットや、たんぱく質中心の食事による筋トレ健康法。
世の中には間違った「健康習慣」があまりに溢れています。
これでは痩せたり、健康になったりするどころか、逆の結果を招きかねません。

「正しい知識を身につけ、生活習慣に落とし込まない限り、望む結果は得られない」

そんな問題意識から執筆した著者が、2020年に刊行した『ガチ速“脂”ダイエット』は瞬く間にベストセラーとなり、レシピ本、サプリメントに重きを置いた健康長寿本と立て続けに出版。シリーズ累計10万部を突破しました。

・断糖高脂質=糖質を極限まで排除し、良質な脂質をたっぷりと摂る
・食事は回数や食べる時間にも気を配り、「1日1.5食」を習慣化させる
・足りないビタミンやミネラルを検査で把握し、サプリメントで補足
・寒冷負荷に体をさらして、「脂肪が燃えやすい状況」を作る
・代謝のメカニズムを理解し、「意味のある栄養補給」にする

他にもまだたくさんありますが、3冊の著書を通じて紹介した食事やサプリ、生活スタイルの改善方法はSNSでも大きな話題となり、いつしか「金森式」と呼ばれるように。

著者自身、2か月で90kgから57kgへと体重が減ったのはもちろん、担当編集者(40代男性)は3か月で17kg、担当ライター(30代女性)は1年で15kgのダイエットに成功。

糖と決別し、脂質にシフトチェンジすることによって、劇的な変化をもたらしたのです。

◇ 本質は「断糖高脂質×人類学」にあり!

それから5年――。生物や化学のみならず、人類学、民族薬理学など多様な学問まで網羅した著者は、より高い解像度でダイエットや健康長寿について理解を深めました。新書版として、そのエッセンスをなるべく平易にまとめたのが本書となります。

それは、単なるダイエットの手段ではなく、健康長寿を手に入れるための切符。

「おなか周りについた脂肪を落とし、痩せた体を手に入れたい」と思う人から、「長生きできても、病院暮らしでは意味がない」と願う人まで、健やかな人生を望むすべての人への最適解が詰まった1冊に仕上がっています。

・なぜ、糖質を絶たねばならないのか。代わりに脂質なのか?
・肥満が糖尿病や認知症につながっていく理屈(メタボリック・ドミノ)
・西洋医学が歪めてきた健康を取り戻す術
・シャーマン、メディスンマンに見る先人たちの叡智
・マイク・アダムズがローンチしたAI「ブライトアンサー」の凄さ

こうした知識やノウハウを楽しみながら、身につけることができるはずです。

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Posted by ブクログ

一部の人が実践している「四毒抜き」について、その一部について否定している本を読みました。その本によれば肉類については、あまり推奨していない内容であったように思いますが、この本では「脂質」を摂取することで、痩せることもできるし、体にも良いと提唱しています。

この本の筆者である金森氏は2ヶ月で30キロ、この本の担当ライターは、1年で15キロ痩せたそうですが、一方で減量できなかった例、その理由・対策についても述べられています。余分な脂肪を燃やすには、完全に糖類を断つことが効果的のようですが、私には少し難しいなと感じました。この本の情報を参考にしつつも、健康的な食生活をしていきたいですね。

以下は気になったポイントです。

・2026年1月アメリカ政府は「アメリカ人のための食事ガイドライン」を新たに発表した、 高品質なタンパク質と健康的な脂質を重視し、 精製された炭水化物を制限する」というのが 主な内容、 野菜や果物は必須、 全粒穀物 はちょっとだけ、 これまでの「 糖質 主体の食事 ピラミッド」 があっさり 再構成され、 タンパク質・ 脂質が基盤に添えられる方向へと転換した(p3)

・アメリカ人の約50%が糖尿病前症または 糖尿病・ 成人の約75%が 慢性疾患・ 医療費の約90%がその治療に費やされている、 1992年に発表された 従来のフード ガイドピラミッドでは、炭水化物が「最も多く摂取すべき食品群」とされ 最下部を支えていた。 その上に 果物・ 野菜・ さらに 乳製品・ 肉が乗り、 脂質・菓子類 は「悪役」として制限対象になっていたので、食品会社は「低脂肪ブーム」とばかりに新商品を投入した (4)

・人が糖質を本格的に摂取するようになったのは、最終氷河期( 約1万3000年前)に大型動物がごっそり 失われてからと考えられている。 筆者が目指すのは「 断糖高脂質=糖質中心の食生活を見直し、 脂質を主要なエネルギーに戻す」 、これは旧石器時代の人類が適応してきた 食と環境に立ち返る というアプローチである(p10)

・特に男性の中年太りには「断糖高脂質食」の効果が出やすく、 切り替えるだけで体重が落ちることは少なくない、 裏を返せば「人間に必要な糖質は ごく少量である」ということ。 健康な人の血液量は体重の約13分の1で4 L、 その中に含まれる糖はわずか4g 程度。 それしか存在しなくて良いものをわざわざ 多く取る必要はない(p20)

・研究では、 4週間 歯を磨かない代わりに旧石器時代 食 だけで生活する、という実験が行われた。肉や魚を食べ、 小麦・芋類・乳製品は一切なしという条件である、被験者たちは 4週間 歯を磨かなかったにもかかわらず、 食事の変更だけで歯茎からの出血が減少し、 歯周ポケットが縮小した(p22)

・私たち 現代人は赤身肉を主な 可食部としているが、元々は大型肉食獣が食べ残した骨を洞窟に持ち帰り、 骨に付着した肉 からタンパク質・ 脂質を摂取、さらに 骨髄から、ビタミン・ 鉄・ カルシウム・マグネシウムを得ていた (p25)

・インスリンには余った糖をグリコーゲンに変える働きがあり、さらに 貯蔵 限界を超えると中性脂肪として体に蓄える作用がある。人類の進化的な定常状態は「飢餓」 血糖を下げる仕組みは最小限に抑えられ、血糖値を上げるホルモンは5種類に対して、下げるホルモンはインスリン ただ一つである(p29)

・カロリーだけを減らすと体は「飢餓」と判断し 代謝を落として エネルギー消費を節約する、結果 痩せにくく リバウンドしやすい状態になる、 カロリーだけを指標にしてしまうこと自体が ダイエットを失敗に導く 原因となる(p31)

・ ライオンなどの 食肉目は、 体調に対して腸が非常に短く 肉食に適した構造をしている、人の腸はそれら よりは少し長いものの草食動物 ほどではなく、むしろ 肉食よりの雑食動物に近い長さである、人は完全な 装飾でも完全な肉食でもなく 極めて肉食に近い。 胃酸も強く タンパク質を分解する能力に優れている、糖質中心の食事は農耕以降のごく最近の習慣に過ぎず、 消化管的にも人は脂質中心の生活に適応している(p40)

・今からおよそ8000から12000年前、 亜北極圏で犬と人は共に暮らすようになったと考えられている、人間はタンパク質を取りすぎるとタンパク質中毒を起こすため「 脂質 部分」中心に 食べ 余った肉を犬に与えていた(p41)

・糖依存から抜け出すには、 別のエネルギー源、つまり脂質が必要である、 筆者のダイエット法では、動物性脂肪や MCT オイル、 魚油を 活用し、 脂質依存へ移行させることを重視している、 重要なことは、 脂質 摂取ではインスリンがほとんど 分泌されない(p43)

・オメガ 3は抗炎症作用があり、 逆に オメガ6には炎症を促進する作用がある、1対1である。 現代の食生活では、 植物油は加工食品の多用で オメガ6が過剰になりがちである(p49)

・カルシウムとマグネシウムのバランスも重要で、理想は 1対1であるが、 現代人はカルシウム過多になりがちである 、マグネシウム不足になると体は骨からマグネシウムを引っ張り出すので 骨が弱くなる (p50)

・断糖高脂質(1日の糖質摂取量5g以下)を始める際に重要なことは「 新しい食材を買うこと」ではなく、 冷蔵庫やキッチンにある不要なものを徹底的に取り除くことである。 小麦粉・加工食品・ 価格 調味料入りの塩・ 植物油・ マーガリンなどは全て排除する(p56)

・新しく 用意すべき調味料として、魚醤・雪塩・ビタミン C 粉末・ MCT オイル・ グラスフェッドバター・ ゼラチンである (p57) MCT とは、 中鎖脂肪酸 のことで 、炭素数 8 (カプリル酸)と、炭素数10(カプリン 酸)である(p58) 誤解してはいけないのは MCT オイルはずっと 必須ではない、 ケトン体 が生成されれば体は 脂質 をメイン 燃料として自走できるようになり、必須ではなくなる(59)

・糖質が多く含まれるものとして、 カロリーオフのマヨネーズは通常の9倍、 バランス栄養食 やスポーツドリンクにも多く 糖質が含まれている。 まずは「 肉・ サバ缶・ 卵・ 牛脂」を主食にし、 空腹時には MCT オイル入り紅茶、牛脂スープを活用する(p61)

・食事のタイミングは昼が最適、 夜は代謝が蓄積モードに切り替わるため 同じ食事でも夜に取ると脂肪として蓄積されやすくなる。夜は脂質と飲料で調整し インスリン分泌を最小限にする(p75)

・ 断糖高脂質では、 βヒドロキシ酪酸 が筋肉保護機能を発揮する、 脂肪がβ酸化で連勝している時、 筋肉は分解されずに維持される、ところが 糖質制限だけを行うと糖質が不足した体は糖質コルチコイド などの働きでタンパク質を分解し その結果 筋肉量が落ちる (p83)

・断糖高脂質食で扱う 主な食材は、 肉・ 魚 ・卵・脂と シンプルである、 加工品は全てダメ。 添加物や身体に害があるものを避けるには、 食材に 極力 手を加えず、そのまま食べる イメージである(p109)

・肉は、牛肉・ 豚肉・ 馬肉・ 鹿肉・ 羊肉をメインに、鶏肉はオメガ6が多く 控えめにする。牧草飼育(グラスフェッド)の肉は、穀物 飼育の肉に比べて オメガ3が豊富で良い。魚は、鮭・ サバ・ イワシ などの オメガさんを豊富に含むものが良い(p110)

・果物は糖質が多いが、 アボカドだけは 例外である。脂質が多く 糖質はわずかである、 さらにビタミン E・ ビタミンk・ カリウムなども豊富で 栄養ミストが高いので おすすめである(p115)

2026年3月16日読破
2026年3月18日作成

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2026年03月18日

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