あらすじ
「禅の料理はいきていることが特徴だ。その時季に潤沢に出廻るものを料理することが肝要」
「捨てるようなものでも必ずいかして使うのが鉄則」
「型にとらわれてやるような料理は死んだ料理である」
高名な僧侶であった著者は、「料理を上手にやる坊主は修行が留守になる」と雲水時代に戒められながらも、「いつの間にか」料理の名人になってしまったという。
禅宗の僧堂に伝わる精進料理の貴重な記録として。
菜食の知恵を伝える料理書として。
逸話豊富な食のエッセイとして。
読んで味わう〈禅の教え〉――初めての文庫化。
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Posted by ブクログ
食べ物を無駄にしない、余分に買わない、使い切る。限られた食材の中での工夫は本当にすごいの一言。
一番食べてみたくなったのが、とろろ芋の茶碗蒸し。
分量が細かく載っている訳ではないので、作り方はいまいち分からないままだけど「実地の経験をして、料理のお悟りを開いてもらいたい」とあったので、失敗覚悟で作ってみようかな。
他に気になったのは、
・湯豆腐の締め(飯が一ぱいよけいにすすむそう)
・雪鍋(大根おろしをつかったぜい沢な湯豆腐)
・きんちゃく豆腐(五目豆腐の袋煮)
・浜名納豆(山椒の皮入り)
本書の中と最後の広告欄で紹介されていた、豆腐百珍(現代語訳)にも惹かれたので近いうちに手に取ってみようと思う。