あらすじ
《ダ・ヴィンチ》プラチナ本に選出された著者による最新コミック集!
鬼才・奇才・稀才・宮崎夏次系が東西の文学作品をもじって、ひねりとねじりを加え、うねりを出した、笑って泣いてためになる短篇コミック。「武士よさらば」「羅生メン」「ナミ風立ちぬ」「小津の魔法使い」「賢治の贈り物」などあの名作たちが七色に変化!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
奇才・宮崎夏次系のショートショートの世界。相も変わらず独創的かつシュールな世界観で、どこか郷愁や物悲しさを感じさせられる心地よさがある。本作は『羅生門』『銀河鉄道の夜』『吾輩は猫である』といった文学作品から触発された作品が多く、またひと味違った宮崎夏次系ワールドが楽しめた。『賢治の贈り物』『罪と✕』のような感動的なお話を織り交ぜてくるのがずるいし、だい好き。
Posted by ブクログ
様々な古典小説のタイトルをもじったショートショートを31篇収めた、宮崎夏次系の短編集。
元になった作品の主題を踏まえているような、タイトルをもじっただけで別に踏まえていないような、よく考えたら一周回って踏まえているような…と考えてはみるけれど、もっと緩く読むべき短編集なのかもしれない。
「はしたない物ばかり」(『はてしない物語』)や、「容保よ こんにちは」(『悲しみよこんにちは』)のようなそこはかとなくエモいものもあれば、「武士よさらば」(『武器よさらば』)や、「異邦爺」(『異邦人』)のような笑えるものもあり、楽しい短編集だった。