【感想・ネタバレ】勿忘草をさがしてのレビュー

あらすじ

一年前、偶然出会ったお婆さんに会いたい。しかし手掛かりは、庭に沈丁花が咲いていたことと、お婆さんが発した不可解な言葉だけ――。思わぬトラブルでサッカー部を辞め鬱屈した日々を送る航大。春を告げる沈丁花の香りに、あのときのお婆さんを思い出し、記憶を頼りにその家を探していたところ、美しい庭を手入れする無愛想な大学生拓海に出会った。拓海は植物への深い造詣と誠実な心で、航大と共に謎に向き合う。植物が絡む細やかな“事件”を通して周囲の人間関係を見つめなおす、彩りと優しさに満ちた連作ミステリ。鮎川哲也賞優秀賞受賞作。/【目次】春の匂い/鉢植えの消失/呪われた花壇/ツタと密室/勿忘草をさがして

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Posted by ブクログ

⭐︎3か⭐︎4か迷って、⭐︎3
植物にまつわる日常の謎をえがいた短編集。
淡々とした話が続くので序盤は読むのが辛いときもありましたが、理不尽な理由でサッカー部を退部することになった航大が徐々に前進していく様子が爽やかでした。サッカーが好きな気持ちを思い出す「ツタと密室」と最後の表題「勿忘草をさがして」が好き。

地の文の表現が良くて、なんとなく気持ちのいい文章だなと思いました。
あとは、犬の鳴き声が「ワンっ」だったり、地の文で「漫画家さん」と書かれていたりしてかわいかったです。

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2026年04月14日

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