【感想・ネタバレ】中世の食卓からのレビュー

あらすじ

食べるという行為は、精神のありように深くかかわっている。文学に描かれた料理の話や、食材にかかわる伝承をたぐることで、思わぬ文化の層が見えてくる。さまざまな資料を渉猟し、食卓という、欲望と体面の交錯する場所から、中世ヨーロッパの生活空間に広がる豊かな宇宙を描きだした好エッセイ。

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Posted by ブクログ

中世ヨーロッパの“食”をテーマにしたエッセイ。
魚に対する恨みつらみ、何故スパイスを多用したか、
スプーンと爪楊枝の使用について・・・等々、
キリスト教やフォークロアの影響、
「パンタグリュエル」や「カンタベリー物語」、
シェイクスピアの戯曲の中から探り、語る。
ビールとエールの違い、饗宴と精進潔斎の大差、
太っているからこそ王様など、興味深い話が多く、
楽しめました(^^♪

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2018年03月05日

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