【感想・ネタバレ】日本奇僧伝のレビュー

あらすじ

かつて日本にもしばしば奇跡を起こし奇矯な振る舞いをもって人々のこころに強い印象を与えた異能・反骨・隠逸の出家たちがいた。いわゆる名僧高僧ではないために残された史実は少なく、口伝でその活躍が伝えられてきたわけだが、むしろ本当かどうかはわからないその逸話の真実らしさにこそかつての日本人はリアリティーを感じていたのだ。橋を架け道路を開いた行基が魚の切り身を小魚に変えた話、歌人として有名な西行が人造人間を作った話など、エピソードで語る25人の奇僧の姿。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

タイトルと背表紙の紹介文を読んで孔雀の呪法を操る役小角、空を飛んだ陽勝、神通力を使った行基…と勝手に伝奇ものをイメージした私が軽率だった。作者は大学の先生であり、これはれっきとした日本仏教史の本です。わかっていて読めば面白かったのでしょうが、勘違いして読み始めた私には辛い読書だった

0
2021年02月08日

「学術・語学」ランキング