あらすじ
誰もが1度は通りすぎる、そしてただ1度しか通ることの許されない青春の門。熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。目覚めゆく少年の愛と性、そして人生の希望と旅立ち……。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。【1975年2月、1981年1月公開映画 原作】(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
五木寛之さんの大作「青春の門」。20代にテレビ・ドラマを見ました。江藤潤さんと秋吉久美子さんの共演でした。「青春の門 第一部 筑豊篇」、1989.12改定新版、559頁。幼少から高校まで伊吹信介を取り囲む愛すべき筑豊の男たち、女たち。父重蔵は鉱山の30数名を救助するため殉死(信介5歳)、重蔵に助けられた朝鮮人金山朱烈、タエ争奪で重蔵と死闘を演じた塙竜五郎。10歳まで抱いて寝てくれた義母のタエ、幼なじみの牧織江、音楽教師の梓旗江。信介は高校卒業、タエ病没、梓旗江が待つ東京の大学へ。