【感想・ネタバレ】あの子のかわりのレビュー

あらすじ

親友が妊娠した。私と同じ、子どものいない人生だったはずのあの子がーー。作家デビュー10周年記念、紗倉まなの新たなる代表作!

「ここに書かれているのは、狂気と正気の狭間ではなく、狂気と正気の甘やかなマリアージュだ。その破裂の先にある世界に、読者は目を見張るだろう。」
──金原ひとみ

〈「赤ちゃんできたんだよね」と言ったのは有里奈だった。別に衝撃は受けなかった。ただ、有里奈は随分と面倒くさい人生を選ぶんだなあと思っただけで。〉
ヘアメイクとして活躍する由良。かわりばえしない日々に倦怠を感じながらも、このまま仕事に邁進しつつ、夫と共に愛犬を育てる人生が続いていくと思っていた。
そんな中、独身の親友・有里奈から妊娠の知らせが飛び込んできて……。

■全国書店員から共感、驚嘆の声が続々!

「やられた。そうなんです。
誰もが陥るかもしれない苦しみ、向き合わざるを得ない女性としての人生が描かれていた。」
──山中真理(ジュンク堂書店 滋賀草津店)

「等身大の私たちの、等身大の心の動きを誠実にすくい上げた一冊。
性別を問わず、多くの人に読んでほしい作品です。」
──新井沙佑里(紀伊國屋書店 新宿本店)

「結婚する/しない、産む/産まない。この選択で一気に関係性が変化する。
このどうしようもない感覚を紗倉まなさんはこの作品で的確に言語化してくれた。
「そう。そうなんだよ。そうなんだよね」って何度も読みながら頷いてしまった。」
──後藤亜衣理(ブックファースト 梅田2階店)

「とても大事なことが書かれていると本能的に感じさせる力を持った小説。
男性は、絶対読んだ方がいいし、これを読んで何も感じない男性はやばいと思う。」
──江藤宏樹(広島 蔦屋書店 文学コンシェルジュ)

「ものすごく共感して身体中が痛かったです。
刺さる人にはしぬほど刺さる物語。」
──渡部知華(TSUTAYA サンリブ宗像店)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分が男だからか、主人公の出産や妊娠に対する葛藤に共感できなかった。男と女は当然だけど違う生き物で根本的な感じ方や価値観が違うし、そこを理解し合えることはないんだなと思った。だからこそ、面白いし知りたいとも思った。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

親友が妊娠して自分とは違うステージに映ることへの恐れや焦燥感が、見事に表現されている作品だった。

主題ではないけれども「母性」とは何か、自分が産んだ子どもにじゃないと芽生えないのか、作品に出てくるわんちゃんの存在から考えさせられた。
最近「にこたま」で卵巣を摘出して子供が産めない女性が、養子を迎えるドラマを観た。この本も読んで、母子のありかたは血の繋がりだけじゃないな、とも思えた。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

夫と保護犬と暮らす由良未婚で妊娠してしまった親友の有里奈保護犬に愛情をよせる。由良そして親友の妊娠に考えさせらる由良、心の葛藤を見事に描いたと思いました。著者デビュー10周年の傑作ここに有と感じました。あなたもぜひ読んで共鳴して下さい。

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

親友の妊娠を心から喜べない主人公。私はそう思ったことがなかったので、こう思う人もいてるんだろうなと気付かされました。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性だからこそ書ける物語で、
女性のための物語だと感じました。

紗倉さんから書店員に向けたメッセージで、
30代の女性に突きつけられた課題とあった。わたしは25で、20代といえると思うが20代でもびしばしと刺さるものがある。仲が良いと思っていたけれど、結婚して出産したあとから明らかに優先順位が変わったのだなと感じる友人。もはや友人と呼べるのかも曖昧な関係性。すごいと思いつつも、そこまでしなければ母になれないのか、とも思ってしまう。言い難いことだけれど、思ったことのある女性は多いのではないだろうか。ましてや昨今は、女性の生き方が選びやすくなった。もちろん結婚して出産する人もいれば、パートナーはいるけれど結婚もしない、子供を持たない選択をする人。また、1人で生きることを望む人。生き方の選択肢が増えたからこそ、友人との関係性について悩む人が増えているのではないかと思った。
もちろん選択肢が増える前からそう悩んでいた人はいるのだろう。しかし一昔前はみな結婚して出産して、が当たり前だったからこそ表に出にくい悩みだったのかなと感じた。
自由になるにつれて生きにくさも増しているような気がする。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

表紙がかわいくて手に取りました。全体的に暗く、物語の進みはゆっくりなので、好みは分かれると思います。

ステージがかわる親友、どうしようもないことだが、思いの処理が難しい由良が印象的。個人的には、安堵が得られない夫と過ごすことの窮屈も感じてしまった。ハリエットがいなければ夫とは無理だよね、と。なにか状況を打開したり、自分で選択すればいいのにそれをしない由良にも腹立たしさを感じた。悪い側面ばかり切り取られているので、どの人物にも愛着が湧くことも共感もなかった。

文章は、主語をつかむのに少し苦労したけれど、結局その暗さがどのように変化していくのかが気になり一気に読み進めていました。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

さらけ出した女の本音の応酬に、
同性のわたしも打ちのめされた。

幾通りもあるだろう答えを探して、
人と語り合いたくなる本。

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2026年02月22日

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