【感想・ネタバレ】てのひらのレビュー

あらすじ

ゆみちゃんは、幼稚園にかよう3歳の女の子です。ゆみちゃんは、幼稚園バスがおむかえにきても、幼稚園についても、お友達が外であそんでいても……くちをぎゅっとむすんだままで、元気がありません。そんなゆみちゃんを見て、ママはいいことを思いつきました。ゆみちゃんのてのひらに、マジックで、にっこりするおまじないをかいたのです。それからゆみちゃんは、ちょっとずつですが、幼稚園でもにっこりできるようになりました。でも、まだお庭であそんだことはありません。みんながあそんでいるのを窓から見ているだけです。あるひ、ママが、ゆみちゃんの手に、いつもとはちょっとちがう「スペシャルマーク」をかいてくれました――ないてもいいよのおまじない。「ないてもいいの?」おどろいたゆみちゃんは、ママにききかえしました……。『ちょっとだけ』(福音館書店)の作者が、自身の実体験をつづったお話。心にしみる一冊!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幼稚園がちょっと苦手なゆみちゃん。
でも、おかあさんが あることをしてくれて・・・

子どもの心と親心、どちらの気持ちもしっかりと伝わってきます。
自分はどっちの気持ちになって この絵本を読む(聴く)のでしょう?

少しずつ、ほんの少しずつ 成長していく子どもの心。
そしてそれを見守る、おかあさんの気持ち。

子どもに向かって大きく手を振るおかあさんのページ、
すごく分かります。
子どもへの溢れるような愛を感じて、泣けそうになりました。

先輩の絵本講師さんに読んでもらいました。

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2011年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼稚園に通い出した3歳のゆみちゃん。バスの中でも園でも、口をギュッと結んで元気がない…。
心配して手のひらのおまじないを考えたママの心境が痛いほど分かる。
笑顔マークだけじゃなくて、泣いてもいいよマークもあるのが大きな愛。誰でも簡単にできるおまじないが子どもには何倍もの心強さに変わって成長する姿にジーンときてしまった。
少しずつの一歩一歩を褒めていきたいな。
「いっしょだねー」と同じ境遇のゆみちゃんに親近感を覚えた入園したての3歳5ヶ月の息子。約束した手のひらのおまじないで明日も頑張れるよ。

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2019年04月11日

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