あらすじ
30年以上マーケットをウォッチし続け、相場学を提唱してきた筆者が、2007年以降の動向を解説。具体的な相場のレベルやタイミングに言及することは退路を断つことに等しい。しかし、そのリスクを敢えて冒し、近未来をピンポイントで予測する!! <本書は2004年に小社から刊行された『黄金の相場学2005~2010』を、大幅に訂正、加筆のうえ、改題し文庫化したものです>
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Posted by ブクログ
2007年年初発行の書籍であるが、2008年4月現在ドル・円相場はほぼ著者が予測する通りに推移している。
サブプライム問題やユーロの台頭などで現在ドルの基軸通貨の地位が揺らぎつつあると報道されているが、
著者によるとその流れは2010年まででそれ以降はドルが暴騰するとのことである。
前著と比較すると細かい予測の変化はあるものの大きなトレンドの予測について変更はないようである。
プロにとって大局を予測するほうが、ちまちまとした日々の変化を予測するよりもたやすいのかどうかは分からないが、
本書で述べられている、2010年までドル安その後に大幅なドル高という予想には相当の確信を持っているようなので、
私もその点を注視したいと思った。
Posted by ブクログ
「相場のことは相場に聞け」、つまり、
「相場は、つまるところサイクルであり、そのサイクルにはパターンがある。そのパターンを見分けることが、マーケット予測の要諦である。」とチャート分析の重要性を説いてます。
とは言っても、実際は「相場はいろいろと変装してくるので、その変装を見破る基本的なルールをもって対峙する必要がある」ので結局は難しい・・・。
最終章に金融商品別の細かいピンポイント予想あり。