あらすじ
スティーブ・ジョブズ氏やクリントン元大統領もスピーチした、TED Conferenceで有名なTEDの流れを汲むTEDxTokyo Teachersにも出演した著者が、ハーバード大学のメソッドに基づく「考える力」を紹介。A4・1枚決断シート、ツッコミリストなど、すぐ使えるTipsも満載です。「自分の意見を述べる」方法を学んでいない日本人が、うまく自分の意見を言うための「骨太に考える基本」を身につけることができます。
会議や打ち合わせで自分なりの新しい提案をしたい、人と差別化できる意見を持ちたい、後悔のない決断をしたい、という方におすすめです。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
自分とは異なる意見を言われた時
(言い方にカチンときそうな時)に
冷静になることも大切。
異なる意見を言われたからといって
その相手を「変な人」と思うことも
「自分が間違っていた」と思うことも不要。
その人が「なぜそう言ったのか?」を
考える。そのうちに冷静にもなれる。
議論をする上で、いかに冷静でいられるかが重要。
この本で学んだ「考える力」で考えた結果を
無駄にしてしまわないためにも
冷静さを保てるよう意識したいと思った。
Posted by ブクログ
”考え抜く力”を欧米の学校での教え方をヒントにビジネスパーソン向けにわかりやすく伝授するもの。ハーバード大学が提唱する「考え方のツボ」やクリティカルシンキングをもとに筆者の経験を踏まえ、考える方法がまとめられております。
「考えが浅いと言われる」、「会議で自分の意見を発言できない」と悩んでいるビジネスマンにオススメ!
欧米人と比較して日本人サラリーマンが良くない点を、欧米の学校で学んだ経験をもとに明らかにしてくれます。
本文でも紹介がありますが、著者がTEDでスピーチをされた経験のある方でYoutubeでもその内容を見ることができます。
個人的にはTEDでもスピーチも印象的でわかりやすく、著者の信念を知ることができます。TEDをきっかけに本書を読んでみるとより本書の理解が深まるかもしれません。
Posted by ブクログ
日本人は、他人の意見に同調してばかりで、自分の意見を主張しないとよく言われる。だが、そもそも自分の意見の構成方法を知らないのではないか?そう考えた筆者は、ある事柄について、自分の意見を確立し他者に発言するという一連のプロセスの作成方法こそ、まず習う必要があると考え、その考えをまとめたものが本書である。
本書では、ある事柄についての理解力を高め、自分の意見を構築する方法が具体的に記されており、即実践できるものが多い。
以下の1,2が本書で特に印象深いと私が感じた2点である。
1.
ある事柄について、十分な理解なしに意見を言うことはNGということ。それは意見ではなく単なる憶測だからである。
2.
考察を深める際に、よく色々な人の立場から物事を考察するべきというのはよく耳にする。だが、ただ他者の視点から考察するだけでは十分ではない。他者が本当に手に入れたいもの、心から欲しているものにこそ目を向けることが大事であるという。この本質をとらえることが非常に重要になるということである。
このように、そもそも考えるとはなにか、自分の意見を持つにはどうしたらいいのかが詳細に記されているのが本書である。