あらすじ
日本大好き台湾女性のドタバタ東京滞在記。
台湾の人気漫画家兼エッセイスト・哈日杏子さんの翻訳エッセイです。杏子さんは来日歴20回以上の超リピーター。日本滞在の体験を漫画とエッセイ、ガイドブックにして多数発表しています。
「哈日」とは台湾語で「日本大好き」という意味だとか。
マニアックでパワフルだけど、どこかいつもズッコケてる杏子さんの日本滞在記は、20~30代の旅行好きな日本女性にも「あるある、こんな経験、こんな失敗!」と共感を持ってもらえるはずです。同時に、杏子さんの強烈な「ニッポン中毒」ぶりには、当の日本人として「なんでそこまで…!?」と、うれしがっていいやら、あきれていいやらまったく当惑させられる、そんな内容の一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
哈日について知りたくて読書。
東日本大震災への台湾からのたくさんの支援は著者のような人たちの影響もあるのだろうと有り難く感じる。
早速、動画を検索すると「チャンネル桜」に登場していた動画を発見。もっと日本で活躍してくれると、日台中のバランス的にいいことだと思う。
女性の視点というか、日本に対する興味、感心を持つきっかけが面白い。松田聖子、バービー人形、着物だったりと。一方で、食べ物系は苦手なものが多いようで。
同時に台湾人としてのアイデンティティ、健全なナショナリズムも感じる。それが、著者の魅力だと思う。
作中に大陸の話が一切登場しない点が新鮮に感じてしまう。著者の著作は中国では発禁なのであろうか。
読書時間:約1時間5分