【感想・ネタバレ】気が利く人だけが密かにやっている 思いを伝える「たった１％」のひと工夫のレビュー

臼井由妃

「なぜか人の心をつかむのがうまい人」はどの職場にもいるものだが、実はそういう人ほど、人と接する際に「ほんのひと手間」を大事にしているのだ。本書は、女性社長として活躍する著者が自身の体験を元に「思いを伝えるためのちょっとした工夫」を紹介していくもの。「メールは1行で」「質問はゆっくり」「手書きでは漢字は3割に抑える」といったコミュニケーションのコツから、「お礼状はすぐに出さない」「プレゼントは複数に分けて」「写真をほんのちょっと加工して贈る」など、贈り物のコツ。そして、「アポは15分刻みにする」「エレベーター係になる」「お札を常に伸ばしておく」といったちょっと意外なものまで、今すぐできて効果絶大なコツを伝授する。

[ブクログ · ★★★★★]

メールは、スクロールさせない。
オフィスは、真ん中を歩く。
姿勢を正す。などなど

日々の仕事や生活で、ちょっとしたひと工夫が
大きな違いとなります。

楽しく読めます。

[ブクログ · ★★★★☆]

仕事だけでなく、人付き合い全般にかかわるヒントが載っている。どこからでも読みやすいように編集されている。
”そうそう、私も既にやってる”という項目もあれば、”なるほど〜、やってみよう”という項目、”う〜ん、これはどうかな？”を思うものもあったが、いずれにしても、読んだ人それぞれが、その人なりにチェックするのには面白いと思う。
私が今後特に取り入れたいと思う個所は以下の２点。
●会話は「腹六分」までにする
●「ながら作業」ではなく「ついで行動」を心がける