あらすじ
一対一の密かな約束
「書物と人物に出会う喜びに痺れるから、本を開く。読まずにはいられない」
ページをひらくと〈そのひと〉が現れる。『野蛮な読書』から十五年、待望の読書エッセイ集が誕生!
[登場するひとたち]
姫野カオルコ/伊藤比呂美/町田康/吉本隆明、ハルノ宵子/松井今朝子/山田詠美/池波正太郎/石牟礼道子/吉村昭/三浦哲郎/武田百合子/村上隆/幸田文/向田邦子/畑中三応子/土屋賢二/藤本和子/山田太一/青山文平/松家仁之/今村夏子/ハン・ガン/黒川創/堂場瞬一/小川洋子、クラフト・エヴィング商會/酒井順子/有吉佐和子/石井好子/宇能鴻一郎/古今亭志ん生/麿赤兒/星野道夫/片桐はいり/マリーズ・コンデ/丸谷才一/谷口ジロー/原田ひ香
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
野蛮な読書を呼んだのは2014年3月だった。12年も経っていた。その間、料理のエッセーを幾つも読みながら、本の話も読みたいなとはチョッと思っていた。
最初、アレ、何か反りが合わないなあと感じた。未読の著者の本が続いたからかなあ。段々、平松さんの手際の良さ、包丁の切れ味をみるような文章に絡めとられる。
女声の作家、エッセイストが多いかな。特に、向田邦子と有吉佐和子については対談もあり。実は、僕は60代半ばのお爺さんだが、その上の世代の女性作家の名は幾たびも耳に入ってきたが、未だ手に取らず仕舞い。恍惚の人の映画ポスターは中学の頃に街で見たのを覚えている。このお二人は読まなきゃいかんな~。
女性ということでは武田百合子の富士日記は既読。しかし、平松さんの目の付け所、料理や食材に注目するアタリが、僕の感想と違うのが嬉しいような、悔しいような。
その他にも、この本面白そうだよと誘ってくる文章が沢山。暫く手の届く処に置いておこうと思う。