【感想・ネタバレ】らせんのレビュー

あらすじ

幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。……「リング」とは? 死因を追う安藤が、ついに到達する真理。それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか。史上かつてないストーリーと圧倒的リアリティで、今世紀最高のカルトホラーとしてセンセーションを巻き起こしたベストセラー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

28年ぶりの再読。ジャンルとしてはホラー×ミステリって感じかな。『リング』を上書きしてくるスタイルは、解説にある通りBTTFを思い起こさせる。顕微鏡画像のイラストも外連味を感じるし、解説に書かれている『パラサイト・イヴ』との対比も面白い。本編の超展開も面白いけど、解説が秀逸なんだよな。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初読時『リング』よりも科学的で論理的で面白いなと感じたことを思い出した。
読み直しても改めてそう思った。
『リング』では訳が分からなかった現象を科学的、医学的根拠から解き明かしていく。
暗号の解読も面白い。

ただホラー現象が解き明かされて興醒めとならないのが『らせん』である。
ある程度分かったところで、事態は更にその上を行く。
そもそもビデオに念写してウイルスが……という前提からして荒唐無稽、超常現象だ。
死因が何か分かっても、ウイルスの姿が分かっても、とんでもないことが起きていることに変わりない。
それは終盤、最高潮を迎える。
『リング』とはまた別種の怖さがそこにあった。
以前読んでオチは覚えていたにも関わらず、これでいいのかと恐ろしくなったという。

ただ解説にもあった通り、この話は単純にホラー作品という括りでは捉えきれないと思う。
サイエンス話でもあり、家族の物語でもあり……ともあれ唯一無二の作品だと思う。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どの段階で「そのこと」に気づいていたのか、それとももう幾分か感染の影響であったのか。ただし、完全にはそうとも言いきれず。人間側の意思とウイルスの意思の境界線はどこにあったのか。遺伝子が人間を支配しているのか、人間があっての遺伝子なのか。
塩基配列からここまでの問題提起を包含できるのはもの凄い。専門的な話題が多いにも関わらず、次へ次へと読む手が止まらないのは、主人公のPDCAサイクルの異様な速さにある。Cの段階で次のPが始まっているのだ。だから中断ができず平日の2日で読み終わってしまった。助かったような残念なような。
見たもの読んだものが脳からのどんどん抜けていく世代になってきているが。今回は流し読みに近いスピードで読んだのに文字がどんどん入ってくる感じがした。脳に直接文字が入ってくる感じで、これはもはや感染では?と思うほど。読書のゾーンに入ったような感覚で読み終えた。

読み終わると全てを「らせん」目線で見てしまう。目の前の事象は自分の意思なのかそれとも遺伝子によるものなのか。それとも他に潜む何かの意向なのか。そして気づいてしまう、「いでんし」の中に「いし(意思・意志)」が紛れていることに。さらに遺伝子という言葉が「子孫に遺し伝えるもの」という意味なのか「伝える子孫を遺す」という意味なのか……

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リングの序盤は割とダラダラしてたので読み終わるのに時間かかってしまったけど、らせんは一気読みだったな。面白かった。

にしてもこのストーリー、どうなってまうねんこれ。

あと単純に浅川はただ可哀想だから生き返らせてやってくれ。

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2024年12月15日

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ネタバレ

ニュースを見て、シリーズを再読しようと久しぶりに手に取りました。

どんどん事実が明らかになり謎が解明されていき、これからどうなっちゃうのか鳥肌が立つ。やっぱりらせんは面白い。

ビデオテープが懐かしい。ダビングや上書き、した事がない若い人はきっとりんぐのホラー感やらせんの論理の腹落ち感が違うんだろうな。公衆電話から連絡したり、ファックスで写真を送ったり、本にならないと世の中の人に広く伝えられない原稿だったり。時代独特の情報の集めにくさが、より恐怖を増している気がするし、登場人物しか知り得ない状況が貞子の再生を後押ししてる気がする。

ハリウッド版ザ・リングでテレビから這い出る解像度が高いよく動くモンスター貞子を観て笑ってしまってから、貞子はあまり怖く無くなってしまった。酷い目にあった貞子が生き返るのを応援したくなるような、不思議な感覚でらせんを再読してしまった。

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2026年07月19日

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ネタバレ

『リング』である程度呪いの正体も掴めたし、呪いをキャンセルする方法も見えてたと思っていました。そのため、今作の序盤で主人公たちが呪いの存在に気づいて調査が始まった段階では、『リング』で行われた調査がまた振り出しになってそれを読まさせられるのかと心配していました。
しかし、そんな心配は杞憂でした。同じ事件でも『リング』とは異なるアプローチでの調査でしたし、なにより、『リング』ではただの怪異として表現されていた現象についても科学的に調査して真相が明かされていく。さらに、新たな謎が幾つも生まれて解決されていく…。もう読む手が止まりませんでした。

ある意味、SFですよね、この作品は。
『リング』よりはホラー描写が多かったと思いますが、それでもホラーというよりは医療ミステリーにも近いと思います。

ただ、一点腑に落ちないのが、彼が黒幕だったということです。彼にそんなことをするモチベーションがどこにあったのか、よくわかりませんでした。なんとなく、『リング』のときにはこのオチになることは想定してなかったんじゃないかと思いました。私が読み漏らしている記述があったのかもしれませんが…。

そういえば、『リング』でも今作でも、貞子がテレビから這い出てくる描写はなかったですね。あれって映画オリジナルってことでしょうか。

その他、気になったことをつらつら書いておきます。

プロローグでの子供を亡くした夫婦の描写が痛々しく悲しくなりました。その後離婚してしまうのも、いくら夫婦に愛情があったとしてもそうなってしまうことも大いにあるのだろうなと、つい思いを馳せてしまいました。

このリングシリーズは1995年ごろに書かれているようなのでかなり時代を感じる描写があります。特に気になったのは番組表のGコードについて記述されていたこと!懐かしい!当時、新聞の番組表と睨めっこしながら番号を打ち込んでたのを思い出しました。すっかり忘れていたことだったので、長い間使われてこなかったシナプスが久々に活性化したような、そしてノスタルジーを感じるような、変な気分になりました。
当時を思わせるような描写の一つとして、ワープロとそのデータの互換性の話がありましたが、これは初めて聞きましたね。たしかにOSのようなものもメーカーごとに違っただろうし、データ形式もメーカー独自のものだっただろうし、当時は大変だったんだなぁとしみじみしてしまいました。あと、感熱紙が出てきたのでこれは懐かしく感じました。当時、爪で引っ掻いて遊んでたなあと。
あと、これも時代を感じさせる描写だと思ったのですが、いくら教員からの問い合わせとはいえ、学生課が学生の住所や電話番号を簡単に教えちゃってましたね。当時の個人情報の観念を感じさせる描写だなと思いました。

最後になりましたが、先日、作者の鈴木光司さんが亡くなられたとのことで、今リングシリーズを追いかけている身として非常に驚きました。
心からお悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈りします。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リングの映画すらちゃんと見たことなかったのもあり、思ってた感じと全然違う方向に話が進むので気になってグイグイ読んでしまった。貞子ってこんなに意思疎通出来る存在だったんや(貞子というホラーアイコンのイメージが強すぎた)
前作で竜司は死に際に舞さんに電話かけてたし、まさか竜司がこんなことするとは…。どこまで意図してやったのかよく分かんないけど舞さんが可哀想と思ってしまった。あと前作のラスト的に浅川の妻子は助かってると思ってたので冒頭からショックやった…。
じわじわと侵食する宇宙人ものみたいなSF作品。

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『リング』の続編として、映画の記憶が薄い状態で初見感覚で読んだ。
前作『リング』よりもホラー要素がかなり抑えられ、ミステリー・SF寄りの印象が強くなった。
物語はリングの主人公・浅川から新たな主人公にバトンタッチする形で進む。
全てが遺伝子によって決められている、という壮大で衝撃的な設定が明かされ、世界観が一気に広がった。
ただ、前作より論理的・科学的な説明が増えたことで、少し難解に感じる部分もあった。
それでもストーリーのスケール感と謎の深まりに引き込まれ、すぐに次作『ループ』を読まなければ、という気持ちになった。
シリーズとしての繋がりと世界観の拡張が楽しめた一冊

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2026年05月24日

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ネタバレ

リングの続編。

読んでて思ったのは
女の家に入って下着の匂い嗅いで男を知らない女の匂いは赤ちゃんのようなミルクのにおいする
生理のにおいを嗅ぎとった
処女のにおいを感じ取った
キモすぎる…
女が出てきたとこからおかしいとは思ってたけど男は騙されるのかあ...って感じだった。

こっからどうなってくのか面白くなってきた。
解説読んだけど安藤満男なのに満夫ってなってた。まあどっちでもいいか

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「リング」ですでに映画とイメージが違って驚いたけれど、「らせん」になって科学的要素や暗号解読要素が一気に増えてこの物語のジャンルは一体何なのだ!?と戸惑った。リュウジは遺伝子で暗号送るし、貞子は産まれるし、リングという小説がウイルスとなるし…。自分もこの小説を読むことでウイルスにやられるのか?と現実とリンクする感じが面白い。

割と序盤で浅川の妻子が死んでおり、おまじないがダビングではない事が判明。浅川もマイも死んでしまう。今回の主人公、安藤含めこの物語の男性陣は一昔前の価値観のおっさんばかりで気持ち悪いのだが、安藤の友達は珍しくいいやつだった。

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2025年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とんでも展開すぎて笑える
暗号とか遺伝子どうののところは流し読み

これはホラーというよりSF?科学?
怖さは全くなし

リングが映画化されるんだ。貞子役は貞子本人。
のところでそう来たか、しっかり観たよ!
と思ってまた笑えた

とんでも展開すぎるし
ホラーとして観たら星2だけど
何故か続きを読みたくなったので星3で

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2024年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リングシリーズの2作目。思い描いていたラストとは異なる。そして一般的に知られているリングや貞子とも異なる。

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2024年03月17日

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