【感想・ネタバレ】リングのレビュー

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Posted by ブクログ

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 日本のホラーブームの火付け役になった傑作ということで期待して読んだが…貞子の怨念から生まれた民俗学的なホラーかと思いきや、科学の要素が強めのサイエンスホラーということに驚いた、勿論、迫り来る死の描写やそれになんとか抗おうとする主人公たちの描写など、怖さを感じつつもエンタメ作品としての面白さも確かだった。それにしても、「主人公の決断が人類の破滅に繋がりかねないよなぁ。」と思った。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めちゃくちゃ好きだった。
映画との違いを比べながら読むのが楽しかった。
細かい設定まできちんとされていて、SFチックなところも違和感なくのめり込めるのが最高。
この本からあの映画を作ったというのもまた凄い。
呪いのビデオは映画の方が好みだけど20分の貞子の怨念も映像化したら凄いことになりそう。
竜司だけがどうしても映画のイメージに引っ張られて読んでしまったのでまだ映画を見ていな人は先本読んだ方がいいかも。
映画の竜司は超能力者だし顔が良すぎるので…

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2024年03月10日

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ミステリーとして先の展開が気になり面白かった。この呪いのビデオあそこまで不気味なものにして映画化したのは凄いと思った。

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2023年09月17日

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素晴らしい作品でした。
ジャパニーズホラーの最高点と名高い本作であり、その名に恥じず、読んでいる途中の興奮、理性は読むなと言っているがそれに反して読んでしまう体、素晴らしい読書体験でした。
ですが結末が私の貧弱な想像力でも途中で分かってしまったこと、それにより結末の読書体験が驚きに満ちたものになれなかったこと、それだけが悔いです。こういう時だけ結末が出てくるのか、それとも想像している時に出た柑橘系の匂いは何だったのか…

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2024年06月14日

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有名すぎる映画の原作。ホラー映画は怖くて無理だけどホラー小説は読みたい。
映画未鑑賞でも「貞子」が井戸の中から出てきてテレビからのっそり…というシーンは知っている。最早ホラーアイコンとなり強烈なイメージだけひとり歩きする彼女だが、本を読むと印象が変わりますね。

原作、映画のような直接的に「キャーッ!!」となる怨霊ビックリポイントは大してないのに、じわじわクる。作家って凄い。そしてエンタメとして面白い。
非業の死を遂げて恨めしや〜、ありきたり呪いかと思いきや疫病と混ざり合い人類を仕留めにかかってくる貞子。その合理的な(?)増殖システムと、「呪いのビデオ」というオカルティックなものがさらっと共存していて、そのちぐはぐさが奇妙で惹かれる。サイキックを足蹴にしたら駄目、絶対という学びが得られる。

最後に、竜司が非常に魅力的なキャラクターだった。竜司好きだなあ…。

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2023年05月19日

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一般的に知られているリングとは異なる。映画で有名な貞子が井戸からのテレビから出て来るシーンは小説にはない。ホラーというよりSFも感じる。

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2024年03月17日

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【2024年56冊目】
雑誌記者の浅川はひょんなことから、同日同時刻に4人の若者が死亡した事実を知り、興味を抱く。未知のウイルスか?それとも超常的な現象か?調査をするうちに、とある施設にたどり着いた浅川は、そこで一本のビデオテープに出会い、何気なく再生をスタートさせる。それが終わりの始まるであることも知らずに…。

ジャパニーズホラーと言えばこちらの作品と言っても過言ではないほど、映画になった時は一世を風靡したものでしたね。まだDVDもBluRayもない時代、もちろんサブスクがあるわけもなく、「呪いのビデオテープ」という設定自体がめちゃくちゃ画期的でした。今の子は「ビデオテープって何?」とか「ダビングって?」ってなるんでしょうね、こっちはこっちで令和のホラーなんですが。

映画をしっかり見たことない人でも、井戸から這い出てくる髪の長い女の姿は記憶にあるのではないでしょうか。原作読んでびっくりしたんですけど、まず、井戸から出て…来ない!来ないの?!違う意味では出るんですけど、そこは結構衝撃でした。井戸から出てきて画面からも出させた映画オリジナル、天才では?もちろんこの原作があったからこそなんでしょうが、原作設定のみの話だとそこまでは話題にならなかったかもしれません、わかりませんが。映画よりは原作の方が怖くないので、まずは原作で耐性をつけるのはありかもしれない。

話としては呪いの元凶やどうすれば呪いが解けるのかを追うのが主軸なので、ミステリー要素が結構強めではあったりします。あと、貞子の設定も知らなかったなぁ、そんな設定だったのか…。

話は面白かったのですが、一つ不満が。高山を童貞かもしれない疑惑にする必要あった…?女も知らずに死んだの…?可哀想…って思わせるため?無理あると思うな〜。いろいろと。

さて、リングシリーズということで他の作品もそのうち読んでみようと思います。蛇足ですが、この本を読んでる時に酷い腹痛に襲われ、救急車で運ばれました。「こ、こんな本を読んでいたばっかりに」と思ったりもしました。

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2024年03月15日

Posted by ブクログ

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言わずと知れた日本ホラー映画の金字塔「リング」の原作。

最近、YouTubeで怪談を見るのにハマっている。
それを実家に帰った際に父親に話したら、「じゃあこれどう」と本作を渡された。父親はホラー小説が好きらしい。
リングについて、映画は観たことがあったが小説は読んことがなかった。というよりホラー小説自体読んだことがなかった。

やはり小説で読むと、呪いのビデオのことや貞子のことなどが詳細に書かれているので、物語として濃い。映画を観て知っているあの貞子というキャラクターについて、より深く知れる。「あ、そうだったんだ!」という楽しみ方もできる。
映画も映画でもちろん、映像ならではの恐怖感を体験できるし、オリジナルの演出にナイスな部分がたくさんある。それに気付けたのも、原作を読んだおかげと言える。

父親に借りた時に知ったのだが、「リング」には続編があと4冊分ある。
僕が映画を観て知っているのはリングの内容までなので、ここからまだまだ新たな物語を楽しめそうだ。

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2024年02月19日

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