【感想・ネタバレ】自分がいなくてもうまくいく仕組みのレビュー

あらすじ

ビジネスリーダーは、どうすれば仕事に追われることなくやりたい仕事、成長のための仕事に時間をあてることができるか? この本では、「スモールマネジメント」、「モチベーションアップ」、「ビデオ会議」、「ベンチャー」、「グローバル」、「クラウド」、「BYOD」、「ワーカーアプリ」などなど、今注目のビジネスキーワードを基に“自分がいなくてもうまくいく仕組み”をつくる方法を述べています。ビジネスルールの半歩先行くワークスタイルを知りたい、実践したいビジネスマンには必読の本です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分がいなくてもうまく働くような仕組みを作るには自分のコピーを作れば良い。

自分の仕事を任せることができたらその分自分は新しいことに挑戦する時間ができる。


自分ができる仕事をずっとやり続けることもいいかもしれないが、自分がある程度仕事ができるようになればその仕事を人に教えて自分はまた新しいことに挑戦する、仕組み化すれば良い人生になると思った

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2020年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず始めにするべきことは、自分の日々の業務を徹底的にリストアップすることです。また、自分がやっていた仕事を任せられる人材を育てることが最終的な目標ですから、次の段階として、スタッフが何をやっているのかを把握することも重要です。
リストアップされた自分の仕事の中から、「これは任せてもいいだろう」と思えるものがあったとしても、それを任せたいスタッフのスケジュールが真っ黒に埋まっているようでは、任せたくても任せることができません。
30分や1時間といった区切りでも良いので、とにかくメモを残して見える化することが重要です。
あなたのリストの中にルーチンワークがあるようであれば、クリエイティブな仕事に比べて任せやすい部分ですので、積極的に任せることを検討するべきです。
自分やスタッフの棚卸を終えたなら、誰に仕事と任せるかを考える番です。
最初に見るべきは、任せたい仕事に、任せたいスタッフが向いているのかということです。私は「餅は餅屋」という考えをとても重要視しています。
次に、任せたい仕事に興味を持っているかどうかを確認しましょう。
ミスマッチができるだけ起こらないように、リーダーはスタッフの仕事内容や、どんな仕事に興味を持っているのかを、常に把握できるように努力するべきなのです。
任せたい仕事と任せたいスタッフとのマッチングに成功したなら、そのスタッフのスケジュールを確認しましょう。本人がどれだけ意欲があったとしても、すでに現状のタスクで手一杯な場合は、新たな仕事を振ってはいけません。
過去に自分が身につけたノウハウは、全て記録に残すようにしているのですが、そのような数々の記録は、再び同じ道を辿る際の地図になります。
自分が任せた仕事が上手く回り始めたなら、その空いた時間で新しいプロジェクトや勉強をすることも大切ですが、さらに任せられる仕事がないか、自分の棚卸をその都度することを忘れないようにしましょう。
自分のコピーが完成して現場を任せることができるようになったら、積極的に新しいチャレンジを始めましょう。「情報収集」「人脈作り」「市場開拓」の3つ。
ではどのように情報収集するかですが、最も効果的な方法が情報の震源地に自ら飛び込むことです。そしてそこで見て聞いた生の情報を部下と共有し、今後の方向性をブレインストーミングするのです。情報収集の方法は視察だけではなく、様々な研修や勉強会に参加し、講義後に講師に直接質問することで、全体では言えないココだけの話を教えてくれることもあります。
「自分がいなくてもうまくいく仕組み」を作るうえで重要なのが、チームのベクトルを揃えることです。そして、そのために必要なのが「理念」と「ビジョン」です。
リーダーは常にスタッフのモチベーションを高めるための環境づくりを心がける必要があります。
まず始めに決めるべきことは、実は「やること」ではありません。「しないこと」を決めるべきなのです。
全社員が経営を学ぶ。参加者が経営や財務、顧客満足について学びます。
ランチトーク制度。
報連相を欠かさない。
日頃からチームのスタッフとコミュニケーションをしっかりとって、チーム全体の力を発揮して仕事をすることができていれば、リーダーが不在でも、上司が不安に思う可能性は減るでしょう。
会社にいるときは積極的にまわりのスタッフを助けましょう。
原因自分論
全ての原因は自分にあるという考え方。たとえスタッフがどんなミスをしてしまったとしても、その責任は上司である自分にあると考えるのです。そうならないような教育をしっかりできていなかった、そのミスが起きないように事前に手配しておくことができなかった、すなわちリーダーの自分に全ての原因があるというわけです。

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2013年07月26日

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