【感想・ネタバレ】言語と認知のレビュー

あらすじ

著者のノーム・チョムスキーは言語はヒト固有の特性であり、言語機能は生得的だとする「生成文法理論」の方法論的考え方の基礎をわかりやすく提示する。 この画期的な新理論の影響は言語学のみならず、哲学、心理学、情報科学等のジャンルにも及び、いわゆる「認知革命」誕生の礎となる書である。本書巻末に便利な訳語対照が付属。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

言語獲得を人間の自発性としての一能力という措定に反し、生得的な生物固有の遺伝子論を展開し、情報=認知の枠組みで自動学習し続ける体系的コンピューター視点を導入したチョムスキーの思考の知を理解できる一冊。
プラトンの想起説を援用しながら持論を展開する。言語学を心理学や行動科学的な領野とともに、経験重視の分析を繰り返してきた近代的知の枠組みに対する反発心が漲っている。
有限な言語が無限の使用を行えるシステム構造を持ちえたその有用性、経済性は非常に興味深い。

0
2024年05月18日

「雑学・エンタメ」ランキング