【感想・ネタバレ】『論語』と孔子の生涯のレビュー

あらすじ

『論語』の解釈は一通りではない。
日本に伝わった貴重な写本を紹介しつつ、多様な読み方の楽しみを説き、あわせて孔子の生涯をたどってゆく。
孔子とその弟子たちの言行録を味読するための画期的な入門書。

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Posted by ブクログ

六朝時代の皇侃によって表された『論語義疏』に魅かれて孔子の研究に入った著者が、『論語義疏』に示された解釈を紹介しつつ、孔子の生涯と思想をわかりやすく解説している本です。

いちおう孔子の入門書というスタイルになっており、孔子について学びたいと考える読者が読むことのできるような内容です。といっても、孔子の思想の唯一の正しい解釈を伝えるというものではなく、長い歴史を通じてさまざまに『論語』のことばが解釈されてきたことを紹介しているところに、入門書としての本書の特色があるように思います。

『論語』と孔子の思想を、それについての解釈史ないし研究史のほうに読者の目を向けさせつつ、その魅力を生き生きと伝えている本書は、ある意味ではもっとも正統的な『論語』入門ということができるかもしれません。

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2020年10月24日

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